
結論: 田辺市の観光客数は2025年(令和7年)に337万7,948人で前年比105.3%、宿泊客数は44万332人泊で前年比107.6%、外国人宿泊客は9万1,309人泊で前年比132.9%と、いずれも伸びました。ただし338万人のうち87%は日帰りで、その半分以上は熊野本宮大社のある旧本宮町に集中し、1月だけで年間の18%が訪れます。田辺市の宿・飲食店・土産店がやるべきことは、この「日帰りと宿泊」「5つの地域」「月別」「発地と国別」の4つの分解を自店の月別売上に並べ、増えている客層に合わせて案内と商品を1つ変えることです。
この記事の要点 対象読者: 田辺市(紀伊田辺駅周辺・扇ヶ浜・中辺路・本宮・龍神・大塔)で宿泊・飲食・小売・体験事業を営む経営者と現場担当者。白浜・みなべ・上富田など周辺から田辺・熊野へ客を送る事業者、大阪・泉州から熊野へ送客する事業者も対象 読了後にできること: 県と観光協会が公表している田辺市の観光統計3本の在りかと読み方が分かり、この記事のプロンプトで自店の月別売上と並べて、来期に増やす客層と最初の打ち手を今日決められる状態になる
「本宮は外国人でいっぱいと聞くけれど、うちの店には来ていない」
白浜への移住準備で田辺市内の事業者と話す中で、よく聞く言葉です。田辺市の観光客は増え続けています。それなのに、紀伊田辺駅前の飲食店や龍神の宿では「増えた実感がない」と言う人が少なくありません。本宮町の熊野本宮大社と旧田辺市街は、同じ田辺市でも車で1時間以上離れた別の観光地だからです。
インターネットで「田辺市 観光客数」と検索しても、県の速報値のPDFと新聞記事が出てくるだけで、「それで自分の店は何をすればいいのか」までは書いてありません。338万人という総数は、本宮の初詣客も龍神の日帰りドライブ客も旧市街のビジネス宿泊も全部足した数字で、そのままでは宿の経営にも飲食店の仕込みにも落とし込めないのです。
原因は、数字が無いことではなく、数字の「分解」をしていないことにあります。田辺市の観光統計は、県の観光客動態調査の速報値と報告書、そして熊野本宮観光協会や田辺市熊野ツーリズムビューローの発表が別々に公表されています。報告書には旧田辺市・龍神・中辺路・大塔・本宮の5地域別、月別、発地別、外国人の国別まで載っています。これを自店の数字と並べると、来期に何をすべきかが見えてきます。
この記事では、観光地の宿や店舗のSNS運用・集客支援に取り組む立場から、田辺市の観光統計を自店の経営に使う7ステップと、そのままコピペで使える8本のプロンプト、そして統計を活かせる店・活かせない店を分けるチェックリストを公開します。昨年1年分の月別売上を手元に置きながら読み進めてください。
目次
まず結論:田辺市の観光客数を自店の経営に使う7ステップ(即効テンプレ)
最初に全体像です。7つのステップを順番に進めれば、公表されている無料の統計だけで、来期の客層と打ち手を決める材料が揃います。
| ステップ | やること | AIの役割 |
|---|---|---|
| 1. 3年推移を押さえる | 県の速報値と報告書で総数・日帰り・宿泊の推移を見る | 伸び率と日帰り比率を計算し気づきを出す |
| 2. 5地域に分ける | 旧田辺市・龍神・中辺路・大塔・本宮の内訳を見る | 自店の地域の立ち位置を3行で要約する |
| 3. 月別の山と谷を知る | 報告書の月別表で繁忙月と閑散月を知る | 仕込み・人員の月別計画に変換する |
| 4. 発地と国別を分解する | 大阪・関東・外国人の比率と外国人の国別を見る | 対応すべき言語と客層の優先順位を出す |
| 5. 観光協会とDMOの直近を追う | 本宮の外国人宿泊とDMOの取扱人数で勢いを読む | 自店への含意を3行に要約する |
| 6. 自店の数字を並べる | 月別来店・予約・客単価を統計と並べる | 連動している月としていない月を見つける |
| 7. 打ち手を1つ決め年2回見直す | 増えている客層に合わせ案内と商品を変える | 案内文と商品案を下書きし見直し表を作る |

ポイントは順番です。多くの人は「熊野古道は欧米人が多いから英語メニューを作ろう」と打ち手から入りますが、田辺市の外国人宿泊客で最も多い国は中国で、台湾を合わせると3割を超えます。先にステップ1〜4で数字を分解しないと、自店の地域に来ていない客層のために時間と費用を使うことになります。
所要時間の目安は、ステップ1〜5が合計2時間、ステップ6が1時間、ステップ7が半日です。使うのは県の公開PDF、自店の売上データ、無料のAIだけで、費用はかかりません。
田辺市の観光統計とは|「県の調査」と「観光協会の数字」の違いと基本の数字
本記事で言う「田辺市の観光統計」とは、次の3本の数字を指します。この3本は調査主体も発表時期も違うため、混ぜて読むと必ずずれが出ます。
- 県の観光客動態調査(速報値): 和歌山県観光振興課が毎年4〜5月に前年分を公表する。田辺市の総数・日帰り・宿泊と、主要観光地として本宮町と龍神村の6年推移、主要市町村別の外国人宿泊客の国別内訳が載る
- 県の観光客動態調査(報告書): 同じ調査の確定版で、速報値の数か月後に公表される。田辺市の5地域別(旧田辺市・旧龍神村・旧中辺路町・旧大塔村・旧本宮町)、月別、宿泊客の発地別まで載る
- 熊野本宮観光協会と田辺市熊野ツーリズムビューローの発表: 本宮町の外国人宿泊客数(月次・国別)と、DMOである田辺市熊野ツーリズムビューローの旅行手配の取扱人数が、紀伊民報などの報道で随時出る

そのうえで、2025年の基本の数字は次の6つです。
- 観光客総数: 337万7,948人(前年比105.3%)。県全体3,392万6千人の約10%
- 日帰り客数: 293万7,616人(前年比105.0%)。総数の87%
- 宿泊客数: 44万332人泊(前年比107.6%)。総数の13%
- 外国人宿泊客数: 9万1,309人泊(前年比132.9%)。宿泊客の20.7%で、県内では白浜町14万7,547人泊・和歌山市14万4,106人泊・高野町11万7,512人泊・那智勝浦町11万4,821人泊に次ぐ規模
- 旧本宮町の観光客数: 175万5,460人(前年比108.5%)。市全体の52%
- 月別の山: 1月の総数60万3,864人(年間の18%)、宿泊は8月の5万742人泊が最多
6つの数字のうち、自店の経営判断に直結するのは「宿泊44万人泊」と「外国人9万人泊」と「5地域別と月別」の3つで、総数338万人は規模感を知る以上には使えません。以降の7ステップは、この3つを順に分解していく手順です。
田辺市の観光客数を読み解く7ステップ(完全版)
ここからが本体です。各ステップの文例プロンプトは、ChatGPTなどの対話型AIに貼り付けて使います。数字は記事中の表からそのまま転記できるようにしてあるので、ステップ1〜5は統計を探す時間を含めても合計2時間で終わります。初めての方も、始め方は次の3行だけです。
- スマホのアプリストアで「ChatGPT」の公式アプリを入れる(無料版で十分です)
- メールアドレスで登録する(3分ほどで終わります)
- この記事の文例をコピーして貼り付け、( )の中を自分の店のことに書き換えて送信する
ステップ1: 県の速報値と報告書で「総数・日帰り・宿泊」の推移を押さえる
最初に見るのは、県が2026年4月23日に公表した令和7年観光客動態調査(速報値)と、確定版の令和7年観光客動態調査報告書です。田辺市全体の数字は報告書で、2023年から2025年までの3年分が追えます。
| 年 | 総数 | 日帰り | 宿泊(人泊) |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 300万8,020 | — | 約36万9千(報告書の前年比から逆算) |
| 2024年 | 320万8,026 | 279万8,760 | 40万9,266 |
| 2025年 | 337万7,948 | 293万7,616 | 44万332 |
さらに長い推移を見たいときは、速報値の「主要観光地」にある本宮町の表を使います。本宮町は2020年の133万7,617人から2025年の175万5,460人へ、宿泊は7万7,317人泊から15万1,860人泊へと6年で約2倍になりました。田辺市の宿泊客数は2024年に前年比110.8%、2025年に107.6%と2年続けて日帰りより高い伸びで、本宮町の宿泊は2020年比で約2倍に達しています。数字が揃ったら、下のプロンプトをAIに貼り付けてください。
あなたは地方都市の観光統計に詳しいアナリストです。以下の材料から、田辺市の観光客数の推移を事業者向けに整理してください。
【材料】
・年ごとの総数・日帰り・宿泊(人泊): (記事の表を3年分そのまま貼り付け)
・本宮町の6年推移: (記事の数字をそのまま貼り付け)
・私の業種と場所: (例: 紀伊田辺駅から徒歩5分の飲食店)
出力: ①各年の前年比と日帰り比率の計算 ②3年で見た気づきを重要な順に3つ ③私の業種にとって意味のある数字を1つ。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
注意点は、県の調査が各市町村の把握方法を集計したものであり、本宮町の日帰り客数が160万3,600人のように百人単位で丸めた数字で載っていることです。1人単位の精度を求める数字ではなく、方向と桁を読む数字として使ってください。県全体の数字の調べ方は、和歌山県の観光客数と統計|3,392万人の内訳と調べ方7ステップ【2026年9月】でまとめています。
ステップ2: 338万人を「5つの地域」に分ける
次に、報告書の地域別の表を見ます。田辺市は2005年に旧田辺市・龍神村・中辺路町・大塔村・本宮町が合併した市で、県の報告書は今も旧5市町村ごとに集計しています。2025年の内訳は次のとおりです。
| 地域 | 総数 | 宿泊(人泊) | 日帰り | 総数の前年比 |
|---|---|---|---|---|
| 旧本宮町 | 175万5,460 | 15万1,860 | 160万3,600 | 108.5% |
| 旧田辺市 | 88万8,620 | 22万2,958 | 66万5,662 | 101.6% |
| 旧龍神村 | 39万1,477 | 3万8,138 | 35万3,339 | 101.5% |
| 旧中辺路町 | 29万6,330 | 2万5,080 | 27万1,250 | 103.0% |
| 旧大塔村 | 4万6,061 | 2,296 | 4万3,765 | 107.9% |
この表で見るべきは、総数と宿泊で主役が入れ替わることです。総数の52%は本宮町ですが、宿泊の51%は旧田辺市街が占めます。田辺市の宿泊44万人泊のうち旧田辺市が22万2,958人泊で半分を占め、しかも前年比113.1%と本宮町の宿泊(102.2%)より伸びが大きく、泊まる場所は市街地に寄っています。龍神村は総数が1.5%増えた一方で宿泊は3万8,138人泊と前年を下回り、地域によって動きが正反対です。
あなたは観光地の立地分析が得意なコンサルタントです。以下の材料から、私の店がある地域の立ち位置を整理してください。
【材料】
・田辺市の5地域別の総数・宿泊・日帰り・前年比: (記事の表をそのまま貼り付け)
・私の店の業種と地域: (例: 旧中辺路町の民宿・5室)
・私の店の主な客層: (例: 熊野古道を歩く個人客)
出力: ①私の地域の宿泊比率と、市内5地域の中での位置づけ ②私の地域で増えている客層・減っている客層の仮説 ③隣の地域から取り込める客の流れ1つ。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
注意点は、本宮町の宿泊について県の報告書が「受け入れ可能数の上限に近い宿泊客数」と記していることです。本宮町は日帰りが109.2%伸びても宿泊は102.2%しか伸びておらず、泊まれない客が旧田辺市街や隣接する新宮・那智勝浦に流れている可能性があります。熊野本宮温泉郷の数字の深掘りは、熊野古道の観光客数|175万人の中身と沿線の調べ方7ステップ【2026年9月】で解説しています。
ステップ3: 報告書の月別表で「月の山と谷」を知る
年間の数字では、月ごとの忙しさは分かりません。報告書には田辺市の月別の総数・日帰り・宿泊が載っています。2025年の月別は次のとおりです。
| 月 | 総数 | 宿泊(人泊) | 月 | 総数 | 宿泊(人泊) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 60万3,864 | 2万4,430 | 7月 | 24万4,208 | 3万4,065 |
| 2月 | 16万2,200 | 2万2,942 | 8月 | 29万7,300 | 5万742 |
| 3月 | 22万7,955 | 3万9,551 | 9月 | 20万7,129 | 3万5,213 |
| 4月 | 23万5,217 | 3万6,692 | 10月 | 35万8,915 | 4万3,919 |
| 5月 | 28万3,042 | 4万2,896 | 11月 | 38万414 | 4万6,787 |
| 6月 | 19万6,996 | 3万308 | 12月 | 18万708 | 3万2,787 |
総数と宿泊で山がずれているのが田辺市の特徴です。総数は1月が60万3,864人で突出しており、これは熊野本宮大社の初詣を中心とする日帰り客です。ところが同じ1月の宿泊は2万4,430人泊で、年間で2番目に少ない月です。田辺市の宿泊は8月の5万742人泊が最多で2月の2万2,942人泊の2.2倍、次に多いのが11月と10月で、秋の2か月で年間宿泊の2割を占めます。初詣客で道が混む1月に宿が空いている、という構造を知らないと、人員も仕入れも的を外します。
あなたは観光地の店舗の仕込みと人員計画が得意な店長経験者です。以下の材料から、月別の計画を作ってください。
【材料】
・田辺市の月別の総数と宿泊(人泊): (記事の表をそのまま貼り付け)
・私の店の業種と営業日: (例: 本宮の食堂・水曜定休)
・現在の人員体制: (例: 家族2人+パート1人)
出力: ①総数と宿泊それぞれを「山・中・谷」の3段階に分けた月のグループ ②山の月に増やすもの・谷の月に試すこと ③人員配置の案。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
注意点は、月別表が市全体の合計であることです。1月の山は本宮町の初詣、8月の宿泊の山は龍神や旧市街の夏休み需要と、地域ごとに山を作る月が違います。自店の地域の山がどこかは、ステップ6で自店の数字と並べて確かめてください。
ステップ4: 宿泊客の「発地」と外国人の「国別」を分解する
次に、報告書の発地別の表と、速報値の最終ページにある「主要市町村別の宿泊客数(国・地域別)」を見ます。2025年の田辺市の宿泊客44万332人泊の発地は、外国人9万1,309人泊(20.7%)、大阪8万4,240人泊(19.1%)、関東5万6,084人泊(12.7%)、県内4万8,993人泊(11.1%)、兵庫2万2,110人泊(5.0%)、京都1万1,478人泊(2.6%)の順です。
外国人9万1,309人泊の内訳は次のとおりです。
- 欧米豪: 4万6,438人泊(オーストラリア1万1,917、アメリカ1万1,106、イギリス3,032、フランス2,755)
- アジア: 3万8,541人泊(中国1万9,731、台湾9,946、シンガポール2,115、韓国2,101、香港1,524、タイ307)
- 国名の記載がない「その他」: 6,330人泊
田辺市の外国人宿泊客は欧米豪が51%を占める一方、国別で最も多いのは中国の1万9,731人泊(22%)で、オーストラリア・アメリカがそれぞれ1万1千人泊台、台湾が約1万人泊と4か国が拮抗しています。県全体では中国が24万3,427人泊で外国人の34%を占めて突出していますが、田辺市は英語圏とアジアが半々という県内で珍しい客層です。多言語対応は「英語→簡体字→繁体字」の順で、どれか1つに絞れません。
あなたは宿泊・飲食店のインバウンド対応に詳しいコンサルタントです。以下の材料から、私の店が優先すべき言語と客層を整理してください。
【材料】
・田辺市の宿泊客の発地別人泊: (記事の数字をそのまま貼り付け)
・田辺市の外国人宿泊客の国別人泊: (記事の内訳をそのまま貼り付け)
・私の店の業種と客単価: (例: 旧市街の居酒屋・客単価4,000円)
・今ある多言語の案内: (例: 英語メニューのみ)
出力: ①対応言語の優先順位と理由 ②各言語で最初に用意すべき案内物1つ ③やらなくてよいこと1つ。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
注意点は、外国人の国別が市全体の数字で、本宮町と旧市街で客層が違う可能性があることです。熊野本宮観光協会が公表した本宮町の2024年の外国人宿泊客は中国6,241人、オーストラリア5,841人、アメリカ4,392人、台湾4,101人、スペイン2,912人、フランス2,082人の順で、県の表に出てこないスペインが5位に入ります。県全体の国別推移と宿の対応は、和歌山のインバウンド宿泊者数2026|国別・市町村別の実数と宿が動く7ステップ【2026年9月】で解説しています。
ステップ5: 観光協会とDMOの発表で「直近の勢い」を追う
年間の速報値は翌年4月まで出ません。その間の勢いを追うには、熊野本宮観光協会と田辺市熊野ツーリズムビューローの数字を使います。紀伊民報が2025年5月7日に報じた本宮町の外国人宿泊客の記事では、2024年の本宮町の外国人宿泊客が4万4,540人で前年の1.66倍となり過去最多、2025年1月は1,388人で前年の2.19倍、2月は1,402人で1.41倍と伸びが続いていました。
もう1本は、田辺市の観光地域づくり法人(DMO)である一般社団法人田辺市熊野ツーリズムビューローの実績です。紀伊民報が2025年6月27日に報じた2024年度決算の記事によると、旅行事業の売上高は11億3,137万円で2年連続の過去最高、取扱人数は69か国の3万1,182人、うち海外客は2万4,603人で2019年度の2.2倍、売上の8割超を海外客が占めます。本宮町の外国人宿泊客は2024年に4万4,540人で過去最多となり、DMOの手配人数も3万1,182人と伸びているので、2026年の田辺市の外国人宿泊は年間速報値が出る前から増加基調と読めます。
あなたは観光統計の読み解きが得意な編集者です。以下の材料を、店のスタッフに共有する3行の要約と、私の店への含意に変換してください。
【材料】
・発表元と日付: (例: 熊野本宮観光協会・2025年5月の報道)
・発表の数字: (外国人宿泊客数・前年比・国別をそのまま貼り付け)
・私の店の業種と地域: (例: 旧市街のビジネスホテル)
出力: ①数字の3行要約 ②私の店にとって追い風になる点と、関係ない点 ③次に確認すべき数字1つ。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
注意点は、観光協会の数字が本宮町だけ、DMOの数字が手配を通した人だけを数えていることです。県の調査とは母数が違うので、伸び率の方向を見る数字として使い、県の数字と足し引きしないでください。2026年9月19日から12月10日には紀伊田辺駅と発心門王子を結ぶ快速バスが運行されており、旧市街の宿から本宮へ送客しやすくなっています。詳細は熊野古道へ快速バス・温泉号が9月19日運行|宿の送迎と案内が変わる【2026年9月】でまとめています。
ステップ6: 自店の数字を「同じ月割り」で統計と並べる
ステップ1〜5で統計を分解したら、自店の数字を同じ形に並べます。必要なのは、昨年1年分の月別の来店数(宿なら宿泊組数)、客単価、分かる範囲での外国人比率の3つです。会計ソフトやOTAの管理画面から月別に抜き出せば1時間で揃います。
自店の月別来店数と田辺市の月別宿泊客数を並べたとき、山と谷が一致する月は「観光客に連動している月」、一致しない月は「地元客か自店の施策で動いている月」と切り分けられます。旧市街の店なら宿泊の表と、本宮や中辺路の店なら総数の表と比べると、連動がはっきり出ます。
あなたは小さな店の経営数字に詳しいアドバイザーです。以下の材料から、私の店の月別売上と観光統計の関係を整理してください。
【材料】
・私の店の月別来店数(または宿泊組数): (12か月分)
・月別の客単価: (分かる範囲で)
・外国人のおおよその比率: (例: 春と秋は3割、冬は1割)
・田辺市の月別の総数と宿泊(人泊): (記事の表をそのまま貼り付け)
出力: ①市の増減と連動している月・していない月 ②連動している月に観光客向けで増やせること ③連動していない月に地元向けで試せること。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
注意点は、正確さにこだわりすぎないことです。来店数が集計できていない店は、レジの客数やレシート枚数で代用して構いません。多くの店はこの時点で、「観光客が増えた実感のある月」と「実際に市の宿泊が多い月」がずれていることに初めて気づきます。
ステップ7: 増えている客層に合わせて打ち手を1つ決め、年2回見直す
数字が分解できたら、打ち手は1つに絞ります。田辺市で増えているのは「旧市街の宿泊客」「外国人宿泊客」「大阪からの宿泊客」の3つです。旧市街の宿なら本宮・中辺路へ向かう前泊客向けの早朝朝食や荷物預かり、飲食店なら英語と簡体字の案内と夜の営業、土産店なら宿泊客が翌朝に買える小容量の梅干しや熊野の品の陳列です。打ち手を「本宮へ向かう前日の夜と翌朝に旧市街で使うもの」に寄せると、1月に集中する日帰り338万人ではなく、年間を通じて伸びている宿泊44万人泊を直接狙う設計になります。
あなたは観光地の店舗の商品企画が得意なコンサルタントです。以下の材料から、来期に試す打ち手を3つ提案してください。
【材料】
・私の店の業種と地域: (例: 旧田辺市街の民宿・6室)
・増えている客層: (例: 旧市街の宿泊13%増、外国人宿泊1.3倍、大阪が宿泊の2割)
・今の商品と営業時間: (例: 1泊2食のみ・朝食は7時半から)
・避けたいこと: (例: 大幅な値引き、人員増)
条件: 3つのうち1つは費用ゼロ、1つは1万円以内、1つは月1万円以内の継続費で実現できる内容にする。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
多言語の案内は、まず1枚から始めます。田辺市は英語圏とアジアが半々なので、次のプロンプトで同じ内容を英語・簡体字・繁体字の3言語で出してください。
あなたは宿泊・飲食店の多言語案内の翻訳者です。以下の日本語の案内文を、英語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)の3言語に訳してください。
【材料】
・案内文(日本語): (例: 「朝食は6時半から9時、1階の食堂でご用意します。熊野本宮大社行きのバスは駅前2番乗り場から出ます。荷物は当日17時までお預かりします。」)
・店の名前と業種:
条件: 訳文は短い文で、看板やカードに印刷できる長さにする。意味が曖昧な箇所は日本語で「要確認」と注記する。【材料】にない設備やサービスは書き足さないでください。
※そのままコピーして使えます
見直しは年2回です。県の速報値は令和7年分が2026年4月23日に出ており、報告書はその数か月後、観光協会の本宮町の数字は春から初夏に報道されます。4月末に県速報で年間の方向を確認し、秋に自店の繁忙期の結果と並べる。この2回で十分で、それ以上の頻度で統計を追っても打ち手は変わりません。英語の館内案内の作り方は、館内案内を英語で作る方法|コピペテンプレ8本とチェックリスト【2026年9月】で文例をまとめています。
業種別の使い方例
同じ田辺市でも、業種と地域によって見るべき数字と最初の打ち手は変わります。自店に近い行から着手してください。
| 業種 | 見るべき数字 | 最初の打ち手 |
|---|---|---|
| 宿泊(旧市街のホテル・民宿) | 旧田辺市の宿泊22万人泊(113.1%)と発地の大阪19.1% | 本宮へ向かう前泊客向けの早朝朝食と荷物預かり |
| 宿泊(本宮・中辺路の宿) | 本宮の宿泊15万人泊(上限近く)と外国人の国別 | 英語と簡体字の予約案内、連泊の受け入れ |
| 飲食店 | 月別宿泊の山(8月・11月・10月)と外国人20.7% | 山の月の夜営業強化と3言語メニュー1枚 |
| 小売・土産 | 1月の日帰り58万人と宿泊客の翌朝需要 | 1月の開店時刻と宿泊客向け小容量商品の陳列 |
| 体験・交通 | 日帰り比率87%と本宮の日帰り160万人 | 旧市街発の半日プランと快速バス接続の案内 |

共通するのは、どの業種でも「旧市街と本宮の間を動く客」を先に捉えることです。田辺市の宿泊客は半分が旧市街に泊まり、日帰り客の半分以上は本宮町へ向かうため、両地域をつなぐ前日の夜・翌朝・移動の時間帯に商品を置いた店が売上の差を作ります。
大阪・泉州との関係にも触れておきます。田辺市の宿泊客の19.1%は大阪からで、兵庫・京都を足すと関西3府県で27%になります。阪和自動車道から紀勢自動車道で南紀田辺インターまでつながり、JR特急くろしおで新大阪から紀伊田辺まで直通、関西空港からも南下できます。泉佐野や岸和田、堺の事業者にとって田辺・熊野は「週末に送客できる世界遺産」であり、田辺市側から見れば宿泊の2割を占める最大の国内発地です。和歌山DX総合研究所が田辺市の数字を扱うのは、この往来の両側に読者がいるからです。
【要注意】観光統計を読み違える4つの失敗パターン
7ステップを実行しても、次の4つのどれかに当てはまると判断を誤ります。4つに共通するのは、総数・地域・年・国のいずれかを分解せずに読んでいることで、どれも仕入れや人員の過剰投資につながります。順に確認してください。
失敗1: 「338万人」を全部お客様候補だと思う
❌ よくある間違い: 観光客338万人という数字を見て、「うちの店にも毎日1万人近くが来る可能性がある」と考えて商品を増やす。
⭕ 正しいアプローチ: 338万人を日帰り293万7,616人と宿泊44万332人泊に分け、1日あたりに直す。日帰りは約8千人、宿泊は約1,200人泊です。さらに日帰りの5割以上は本宮町で、1月に集中しています。
なぜ重要か: 日帰り客の多くは熊野本宮大社や龍神温泉など目的地で過ごして帰るため、立ち寄る店は限られるからです。田辺市の観光客は1日あたり日帰り約8千人・宿泊約1,200人泊で、自店が狙えるのはこのうち地域と営業時間が重なる一部に過ぎません。

失敗2: 本宮町の数字を田辺市全体の話として読む
❌ よくある間違い: 「本宮は外国人で満室」という報道を見て、旧市街や龍神の宿も同じ客層だと考えて英語対応だけに投資する。
⭕ 正しいアプローチ: 報告書の5地域別で自店の地域を見る。宿泊の51%は旧田辺市で、龍神村の宿泊は前年を下回っています。本宮町は宿泊が上限に近く、あふれた客がどこに泊まるかを考えます。
なぜ重要か: 田辺市は合併前の5市町村が車で1時間以上離れた別々の観光地で、客層も季節も違うからです。本宮町の宿泊は15万1,860人泊で前年比102.2%にとどまる一方、旧田辺市の宿泊は22万2,958人泊で113.1%伸びており、「本宮に泊まれない客を市街地が受けている」と読むほうが数字に合います。
失敗3: 万博の年の伸び率をそのまま来期の予算にする
❌ よくある間違い: 2025年の宿泊7.6%増、外国人32.9%増を来期もそのまま続くと見込み、仕入れと人員を増やす。
⭕ 正しいアプローチ: 2024年の伸び(宿泊110.8%、外国人は前年の1.87倍)が世界遺産登録20周年の年だったこと、2025年の伸びに県が大阪・関西万博を要因に挙げていることを踏まえ、来期の予算は「宿泊が横ばい」でも回る水準に置く。
なぜ重要か: 2024年と2025年は、節目の記念年と万博という特別な追い風が2年続いた期間だからです。万博は2025年10月に閉幕しており、2026年の数字は県の速報値が出る2027年春まで確定しません。白浜への移住準備で地域の事業者と話す中でも、好調な年の翌年に固定費を増やして苦しんだという話は珍しくありません。田辺市の宿泊は2023年から2025年の2年で約19%伸びましたが、来期の計画は万博前の2024年の水準(40万9,266人泊)でも回る固定費に抑えるのが安全です。
失敗4: 「熊野古道=欧米人」と思い込む
❌ よくある間違い: 熊野古道は欧米の個人旅行者が多いと聞いて、英語の案内だけを整え、中国語・繁体字の案内を後回しにする。
⭕ 正しいアプローチ: 国別内訳を見る。田辺市の外国人宿泊客で最も多いのは中国1万9,731人泊で、台湾9,946人泊を足すとアジアの2か国で33%になります。英語と簡体字と繁体字を同時に1枚ずつ用意します。
なぜ重要か: 欧米豪が51%と多いのは事実ですが、国単位では中国が1位で、4か国が1万人泊前後で並ぶ分散型だからです。田辺市の外国人宿泊客はオーストラリアとアメリカで25%、中国と台湾で33%と二つの文化圏に割れており、英語だけの案内では宿泊客の3分の1に届きません。
ここまでの内容は、すべて無料の公開統計と無料のAIで完結できます。それでも「自店の数字を集計する時間がない」「案内文を作っても印刷や掲示まで手が回らない」という店があるのも事実です。私たちは白浜(和歌山)への移住準備を進めながら、県内の宿や店舗のSNS運用・集客支援に取り組んでいます。無料ヒアリングは最大60分、ご用意いただくのは昨年の月別売上だけで、契約前提の営業はいたしません。提案が不要なら30分の情報交換のみでも歓迎です。
観光統計を活かせる店・活かせない店の違い(チェックリスト)
現在地の確認に使ってください。自店の数字と公開資料を見ながら、当てはまるものにチェックを入れます。
- □ 田辺市の観光客数を「日帰り」と「宿泊」に分けて言える
- □ 自店の地域(旧田辺市・龍神・中辺路・大塔・本宮)の宿泊客数と前年比を言える
- □ 宿泊客数の単位が「人泊」であることを理解している
- □ 田辺市の宿泊が多い月と少ない月、総数の山が1月である理由を知っている
- □ 外国人宿泊客の上位4か国と、大阪が宿泊の2割であることを言える
- □ 自店の月別来店数(宿泊組数)を12か月分出せる
- □ 増えている客層に向けた打ち手を1つ決めて実行している
- □ 県速報(4月末)と自店の繁忙期の結果(秋)で年2回見直す予定を入れている

特に見落とされやすいのが、2番目の「自店の地域の数字」です。チェックが3つ未満でも、この記事の7ステップを上から順に進めればチェックは1つずつ埋まり、2回目の見直しまでに8つ揃います。
全国の宿泊は減少、田辺市は増加|本宮が上限に近い今、「受け皿になる店」が選ばれる理由
「全国的に観光は好調なのだから、田辺市も自然に伸びるだろう」と感じるかもしれません。データはそう単純ではありません。
まず全国です。観光庁の宿泊旅行統計調査(2025年・年間値(速報値))によると、2025年の延べ宿泊者数は全国で6億5,348万人泊と前年比0.8%減、日本人は3.8%減、外国人は8.2%増でした。客室稼働率は61.8%で、旅館に限ると38.4%です。全国では日本人の宿泊が減る中で、田辺市は宿泊客数が7.6%増、外国人が32.9%増と、全国平均を大きく上回る伸びでした。
次に県内の位置づけです。紀伊民報が2026年4月27日に報じた県内の外国人宿泊客の記事によると、2025年の県内外国人宿泊客は71万3,562人泊で前年比39.8%増、市町村別では白浜町14万7,547人泊、和歌山市14万4,106人泊、那智勝浦町11万4,821人泊に続いて田辺市が9万1,309人泊でした。記事は要因として円安、大阪・関西万博、中国へのビザ発給要件の緩和を挙げています。
そして受け皿の限界です。県の報告書は旧本宮町について「受け入れ可能数の上限に近い宿泊客数」と記しています。実在の例では、一般社団法人田辺市熊野ツーリズムビューローが2024年度に旅行事業の売上高11億3,137万円、取扱人数3万1,182人、うち海外客2万4,603人という実績を出しており、海外からの手配は2019年度の2.2倍に増えました。手配が増えても本宮の宿が増えなければ、客は旧市街や周辺に泊まるしかありません。
全国の宿泊が減る中で田辺市の宿泊は7.6%増え、本宮町の宿泊は上限に近く、DMOの海外手配は5年で2.2倍になっているため、本宮に泊まれない客の「前泊・後泊・移動の受け皿」になれる旧市街や中辺路の宿と店が、これから最も伸びしろのある位置にいます。大型施設と同じ土俵で戦う必要はありません。英語圏とアジアの両方の宿泊客が迷わず入れる店、本宮へ向かう前日の夜と翌朝に使える店は、まだ市内に多くないからです。周辺の白浜町の数字との比較は、白浜町の観光客数|326万人と309万人の違いと調べ方7ステップ【2026年9月】で解説しています。
よくある質問
Q. 田辺市の観光客数は2026年に何人ですか?
2026年の年間値はまだ公表されていません。県の観光客動態調査の速報値は翌年4〜5月に出るため、2026年分は2027年春の公表になります。本記事の執筆時点(2026年10月9日)で使える最新の年間値は2025年の337万7,948人で、直近の勢いは熊野本宮観光協会やDMOの発表で追ってください。
Q. 田辺・熊野の観光客はどう推移していますか?
田辺市全体は2023年300万8,020人、2024年320万8,026人、2025年337万7,948人と2年続けて5〜7%伸びています。熊野本宮大社のある本宮町は2020年133万7,617人から2025年175万5,460人へ、宿泊は7万7,317人泊から15万1,860人泊へ増えました。本宮町の宿泊は6年で約2倍になった一方、2025年は前年比102.2%と伸びが鈍り、県の報告書は「受け入れ可能数の上限に近い」と記しています。
Q. 田辺市の観光統計はどこで見られますか?
県の数字は和歌山県観光振興課の「和歌山県の観光客動態」ページから速報値と報告書のPDFが見られます。5地域別・月別・発地別は報告書にしか載っていません。本宮町の外国人宿泊客は熊野本宮観光協会の集計を紀伊民報などが報じています。無料で全部見られますが、速報値と報告書で載っている表が違うので、田辺市の中身を知りたいときは報告書のPDFを開いてください。
Q. 「人」と「人泊」はどう違いますか?
「人」は訪れた人数、「人泊」は1人が1泊するごとに1と数える単位です。1人が2泊すれば2人泊になります。県の速報値では日帰りと総数が「人」、宿泊が「人泊」で、総数は両方を足した数字なので、宿泊客の人数を知りたいときは平均泊数で割ってください。
Q. 田辺市の外国人宿泊客はどの国が多いですか?
2025年は中国1万9,731人泊が最多で、オーストラリア1万1,917人泊、アメリカ1万1,106人泊、台湾9,946人泊が続きます。欧米豪の合計は4万6,438人泊で外国人全体9万1,309人泊の51%です。県全体では中国が34%で突出しますが、田辺市は英語圏とアジアが半々の分散型なので、案内は英語・簡体字・繁体字を1枚ずつ同時に用意してください。
Q. 本宮町と旧田辺市街では、客層は違いますか?
違います。本宮町は総数175万5,460人のうち日帰りが160万3,600人と91%を占め、1月の初詣に集中します。旧田辺市は総数88万8,620人のうち宿泊が22万2,958人泊と25%を占め、市内の宿泊の半分がここにあります。本宮町は「日帰りで参拝する観光地」、旧田辺市街は「本宮や白浜へ向かう人が泊まる拠点」で、同じ市内でも打ち手は正反対です。
Q. 白浜や和歌山市と比べて、田辺市の特徴は何ですか?
2025年の外国人宿泊客は白浜町14万7,547人泊、和歌山市14万4,106人泊、那智勝浦町11万4,821人泊に対し、田辺市は9万1,309人泊です。一方で田辺市は総数338万人のうち宿泊が13%にとどまり、1月の初詣で日帰りが集中します。田辺市は「総数は多いが泊まる客は少ない日帰り型」で、だからこそ宿泊44万人泊の伸びと本宮の宿泊上限を踏まえた受け皿づくりに価値があります。30市町村の比較は和歌山県の観光客数 市町村別2025|30市町村の増減と明日の打ち手【2026年9月】でまとめています。
Q. 統計を自分の店に活かすには、何から始めればいいですか?
昨年1年分の月別来店数(宿なら宿泊組数)を出すことからです。それを田辺市の月別宿泊客数と並べると、観光客に連動している月としていない月が分かります。ステップ6のプロンプトに自店の12か月分の数字を貼り付ければ、連動している月の特定は10分で終わります。
まとめ:今日から始める3つのアクション
- 今日やること: 県の報告書から田辺市の3年推移と5地域別の表を転記し、ステップ1・2のプロンプトで自店の地域の立ち位置を3行にする
- 今週中にやること: 自店の月別来店数を12か月分出し、田辺市の月別宿泊客数と並べて連動している月を特定する
- 今月中にやること: 旧市街の宿泊客・外国人・大阪からの客のいずれかに向けて、案内文か商品を1つ変えて実行し、見直しカレンダーに4月末と秋を入れる
7つすべてを一気にやる必要はありません。1週間に1ステップでも、来年4月の県速報が出るころには、宿泊44万人泊と外国人9万人泊の変化を自店の判断に使える状態になっています。
次回予告: 本宮へ向かう前泊客が宿を探すときに最初に見る場所として、宿泊施設のGoogleビジネスプロフィールの整え方を宿泊施設のGoogleビジネスプロフィール設定|ホテルの詳細と予約リンク7ステップ【2026年9月】で解説しています。
参考・出典
- 和歌山県「令和7年観光客動態調査(速報値)」(2026年4月23日資料提供。県全体の総数3,392万6千人、主要観光地の本宮町6年推移、主要市町村別の外国人宿泊客数と国別内訳。参照日: 2026-10-09)
- 和歌山県「令和7年観光客動態調査報告書」(田辺市の総数337万7,948人・宿泊44万332人泊・日帰り293万7,616人、5地域別、月別、発地別。参照日: 2026-10-09)
- 和歌山県「令和6年観光客動態調査報告書」(田辺市の2024年総数320万8,026人・宿泊40万9,266人泊、2023年総数300万8,020人、外国人宿泊客6万8,695人泊。参照日: 2026-10-09)
- 和歌山県「和歌山県の観光客動態」(速報値・報告書・季節別調査の掲載ページ。参照日: 2026-10-09)
- 紀伊民報AGARA「過去最多を大幅更新 コロナ禍からV字回復、外国人宿泊客、和歌山県」(2026年4月27日。県内外国人宿泊客71万3,562人泊、市町村別・国別の数値。参照日: 2026-10-09)
- 紀伊民報AGARA「外国人宿泊客が過去最多 24年、今年も更新ペース、和歌山県田辺市本宮町」(2025年5月7日。熊野本宮観光協会集計の本宮町外国人宿泊客4万4,540人と国別。参照日: 2026-10-09)
- 紀伊民報AGARA「24年度売上高が過去最高 11億円超、海外客の増加顕著、和歌山・田辺市熊野TB」(2025年6月27日。田辺市熊野ツーリズムビューローの売上高11億3,137万円・取扱人数3万1,182人。参照日: 2026-10-09)
- わかやま新報「外国人宿泊数が過去最多 25年県内、万博効果など」(2026年5月19日。県内の国・地域別シェア。参照日: 2026-10-09)
- 観光庁「宿泊旅行統計調査(2025年・年間値(速報値))」(2026年2月27日発表。延べ宿泊者数6億5,348万人泊・客室稼働率61.8%。参照日: 2026-10-09)
- 田辺市「熊野古道中辺路(田辺市内)の状況について」(2026年8月26日更新。中辺路の通行状況。参照日: 2026-10-09)
あわせて読みたい
- 熊野古道の観光客数|175万人の中身と沿線の調べ方7ステップ【2026年9月】: この記事のステップ2で触れた本宮町の数字を、熊野本宮温泉郷と沿線の調べ方つきで深掘りします
- 和歌山のインバウンド宿泊者数2026|国別・市町村別の実数と宿が動く7ステップ【2026年9月】: この記事のステップ4を、県全体の国別推移と宿の対応手順つきで解説します
※本記事の統計はすべて公表資料の引用で、1人単位の精度を保証するものではありません。実績は代表およびメンバー個人としての活動を含みます。