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MEO支援「ちずダス」が月1.5万円で開始|南紀の店は代行に出すか【2026年9月】

MEO支援「ちずダス」が月1.5万円で開始|南紀の店は代行に出すか【2026年9月】

結論: 2026年9月16日、株式会社リスト(東京都文京区)が、Googleマップの「自走型運用」を支える有料サービス「ちずダス」を正式リリースしました。公表されている料金は月額15,000円(税別)/16,500円(税込)、初期費用0円、最低契約期間なしです。無料診断で基本情報・カテゴリ適合・説明文・写真・投稿状況・口コミ返信の6項目を100点満点で採点し、契約後は最大10キーワードの検索順位計測、専用マイページ、毎月の改善レビュー、約3か月ごとの定期診断が提供されます。ここで重要なのは、写真の撮影とクチコミ返信の文面づくりが店側の作業として残ると明記されている点です。つまりこれは作業を丸ごと引き取る「代行」ではなく、手を動かすのは自店のまま、順番と記録だけを外から補う契約です。

この記事の要点 対象読者: 和歌山県(特に田辺・白浜・新宮・みなべ・串本・那智勝浦・御坊など南紀エリア)で、Googleマップ経由の集客を代行に出すか自分たちで回すか決めかねている宿泊・飲食・小売・農水産・体験事業者と、その現場責任者 読了後にできること: 月額15,000円(税別)という金額を自店の客単価に引き直し、「自分でやる・自走型の支援を買う・運用代行に出す」の3択のどれを選ぶかを、今月中に根拠つきで決められる状態になる

「Googleマップのことは、業者さんに任せてあるので」

白浜への移住準備で地域の事業者の方と話す中で、この言い方を耳にすることがあります。ところが、その場でスマホを開いて店名を検索してみると、営業時間が去年のままだったり、外観の写真が改装前だったりします。任せているつもりの部分と、実際に更新されている部分がずれているのです。

理由ははっきりしています。臨時休業、今日の仕入れ、駐車場の停め方、季節で入れ替わる品目——地図に載せるべき情報のほとんどは、店の中にいる人しか知らない事実だからです。だから外に出しても、材料を渡す作業は必ず自店に残ります。そして材料を渡す手間が続かないと、契約していても情報は古びていきます。

今回リリースされた「ちずダス」は、この構造を前提に「自走型運用を支える」と説明されているサービスです。手を動かすのは店側、順番を示すのが事業者側という分け方を、料金表の側から先に宣言しています。だからこそ、比べるべきは機能一覧ではなく、自店のどの作業が誰の手に残るかになります。

この記事では、①2026年9月16日に公表された内容と料金、②「自走型」が意味する役割分担、③南紀の商圏でどこに効くのか、④自分でやる・自走支援・運用代行の3択と損益分岐の計算、⑤申し込み前に確かめる8項目、⑥誤解されやすい4点、⑦よくある質問、⑧参考・出典、の順に整理します。確認できていない効果や将来の機能追加は書きません。自店の名前でGoogleマップを開き、先月の売上と客単価を手元に置きながら読み進めてください。

目次
  1. 2026年9月16日に公表された内容|「ちずダス」の提供内容と料金
  2. 「自走型」とは何を指すのか|店側に残る作業と、支援側が出すもの
  3. 南紀の店にどこが効くのか|地図は「着いてから」と「外国語」で開かれる
  4. 今月中に決めること|「自分でやる・自走支援・運用代行」の3択と損益分岐
  5. 申し込みの前に確かめる8項目
  6. この発表で誤解されやすい4点
    1. 誤解1: 「ツールを入れれば順位が上がる」
    2. 誤解2: 「自走型なら手間が減る」
    3. 誤解3: 「モニター価格のうちに申し込むべきだ」
    4. 誤解4: 「無料でできることに月額を払うのは無駄だ」
  7. よくある質問
    1. Q. ちずダスとは何ですか? いつから使えますか?
    2. Q. ちずダスの料金はいくらですか? 初期費用や解約金はかかりますか?
    3. Q. MEOの運用代行と何が違うのですか?
    4. Q. Googleビジネスプロフィールは無料のはずでは? 有料ツールは必要ですか?
    5. Q. 月額を払えば、Googleマップの検索順位は上がりますか?
    6. Q. 先着10事業者のモニター枠は、申し込んだほうが得ですか?
    7. Q. Googleマップの運用は自分でもできますか?
    8. Q. 和歌山の小さな店でも対象になりますか?
  8. まとめ:今日・今週・今月の作業
  9. 参考・出典

2026年9月16日に公表された内容|「ちずダス」の提供内容と料金

まず事実からです。株式会社リストは2026年9月16日10時00分、「【店舗・施設の集客を支援】Googleマップの自走型運用を支える『ちずダス』が正式リリース」というプレスリリースを公開しました(PR TIMES掲載のプレスリリース)。サービス提供開始日も同じ2026年9月16日と記載されています。

公表されている内容を、料金と提供物に分けて整理します。

項目 公表されている内容
提供開始日 2026年9月16日
無料診断 基本情報・カテゴリ適合・説明文・写真・投稿状況・口コミ返信の6項目を100点満点で評価(公式サイトでは基本情報20点・カテゴリ適合15点・説明文15点・写真15点・投稿状況15点・口コミ返信20点と記載)
月額料金 15,000円(税別)/16,500円(税込)
初期費用 0円
最低契約期間 なし(1か月ごとの自動更新)
提供内容 プロフィール初期整備、最大10キーワードの検索順位計測、専用マイページ、毎月の改善レビュー、約3か月ごとの定期診断
モニター枠 先着10事業者(申込順・審査制)。月額9,800円(税別)/10,780円(税込)、6か月間の総額58,800円(税別)/64,680円(税込)、最低契約期間6か月
運営会社 株式会社リスト(代表者: 高司浩、東京都文京区水道2-4-3、2020年8月設立)
ちずダスの公表内容と料金を時系列で整理した図解

対象として挙げられているのは、建設・リフォーム、不動産、病院・介護施設、飲食、サロン、士業などで、提供エリアは全国です。南紀エリアだからといって対象外ではありません。

保証に関する記載も、あわせて押さえておく必要があります。プレスリリースには「ちずダスが提供するサービスは、掲載順位、問い合わせ数、売上増加を保証するものではありません」と明記されています。公式サイトにも「掲載順位はGoogleが決めるため、当社を含むどの事業者もお約束することはできません」という趣旨の記載があり、効果が数字に表れるまでには「一般に3〜6か月かかります」と説明されています。

現時点で公表されているのはここまでです。 導入実績の件数、順位がどれだけ上がったかという成果データ、今後追加される機能については、公表された情報を確認できませんでした。この記事でも、そこから先は書きません。判断材料として使えるのは、料金・提供物・役割分担・解約条件という、契約書に書ける項目だけです。

「自走型」とは何を指すのか|店側に残る作業と、支援側が出すもの

今回の発表で目を引くのは、機能よりも言葉の選び方です。「自走型運用を支える」という表現は、裏を返せば走るのは店側だと宣言しているのと同じです。

公式サイトでは、店側の役割として「写真の撮影と設定」「口コミ返信の文面作成」「臨時休業などの把握」が挙げられています。一方でサービス側が出すのは、プロフィールの初期整備、毎週自動で記録される検索順位、月別の指標記録、毎月の改善提案、約3か月ごとの定期診断、口コミ返信のテンプレートといった、順番・記録・ひな形にあたる部分です。

誰がやるか 具体的な作業 代わりが利くか
店側に残る 写真を撮る、クチコミ返信の文面を書く、臨時休業・旬の品目・料金改定を伝える 利かない。店の中にしかない事実だから
支援側が出す 初期整備、順位とプロフィール指標の記録、毎月の改善提案、返信テンプレート、定期診断 利く。自分で記録・判断できるなら無料の範囲でも代替可能
どちらが欠けても止まる 更新の継続(月1回でも触り続けること) 利かない。続かなければ情報は古びる
自走型MEO支援で店側に残る作業と提供内容を分けた図解

ここを読み違えると、契約後に「思っていたのと違う」となります。月額を払えば写真が増えるわけでも、クチコミ返信が代わりに投稿されるわけでもありません。買っているのは、何から直すかの順番と、直した結果が記録される仕組みです。

自店の場合に何が残るのかを整理するには、次の文例を対話型AI(ChatGPTなど)に貼り付けてください。( )の中を自店の事実に置き換えるだけで使えます。

あなたは店舗の集客支援に詳しいアドバイザーです。Googleビジネスプロフィールの運用を外部サービスに頼む場合を想定し、以下の材料から「店側に残る作業」と「外に出せる作業」を仕分けてください。

【材料】
・業種と規模: (例: 客室6室の民宿・家族3人)
・今、地図の情報を更新している人: (例: 誰も担当していない)
・写真を撮れる人と頻度: (例: 女将が月1回なら可能)
・クチコミの件数と未返信数: (分かる範囲で。外国語の有無も)
・臨時休業の決まり方: (例: 前日に決まることがある)

出力: ①店側に残る作業の一覧と、1か月あたりの想定作業時間 ②外に出せる作業の一覧 ③外に出しても結局こちらが材料を渡す必要がある項目。【材料】にない体制・実績は補わず、判断できない点は「材料不足」と書いてください。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。

※そのままコピーして使えます

なお、Googleビジネスプロフィールそのものの掲載は無料です。「ビジネス プロフィールを作成し、Google にビジネス情報を掲載するのに料金はかかりません」とGoogleの公式ページに明記されています(Google ビジネス プロフィール公式ページ)。今回のような月額サービスは、無料の機能を使うための利用料ではなく、順番と記録に対する対価だと理解しておくと、比較の軸がぶれません。

南紀の店にどこが効くのか|地図は「着いてから」と「外国語」で開かれる

次に、和歌山の事業者にとっての影響です。今回のリリースは全国向けのサービス提供であり、和歌山県内の制度が変わったわけではありません。効き方の差は、商圏の性質から来ます。

前提として、地図を見る人はすでに全世代に広がっています。総務省の令和7年通信利用動向調査(令和8年5月29日公表、調査時点は令和7年8月末)によると、スマートフォンの世帯保有割合は91.8%、インターネットの利用目的では「SNS(無料通話機能を含む)の利用」が82.3%で最多でした(総務省の報道資料)。地元の常連さんも、手元の画面で店の情報を確かめています。

そのうえで南紀に特有なのは、当日その場で探される比率の高さと、外国語で読まれる比率の伸びです。和歌山県の令和7年観光客動態調査(速報値、令和8年4月23日資料提供)では、外国人宿泊客数が713,562人泊で、過去最高だった前年の510,293人泊を上回り、前年比139.8%となりました(和歌山県の観光客動態)。熊野古道沿線や白浜では、英語のクチコミがそのまま次のお客様の判断材料になります。

業種ごとに、月額を払う価値が出やすい場所は違います。

業種 地図で決着がつきやすい場面 外に出して効きやすい部分
宿泊(民宿・ペンション・一棟貸し) 予約直前の場所・駐車場・チェックイン時刻の確認 順位とプロフィール指標の定点記録(繁忙期は自分で見る余裕がない)
飲食 「今開いているか」の判断。特別営業時間の入力漏れが致命傷になる 毎月の改善提案(優先順位を決める部分だけ)
小売・農水産の直売所 旬の品目と支払い方法。通年の説明文だけでは条件に合わない 説明文・商品情報の型づくり
体験・アクティビティ 集合場所とピンのずれ、雨天時の扱い 多言語のクチコミ返信テンプレート

効果の出方については、提供側自身が「通常3〜6か月程度」と説明しています。だからこそ、契約するにせよ自分でやるにせよ、着手前の基準値を残しておかないと、後から判断できなくなります。次の文例で、最初に記録する項目を決めてください。

あなたは店舗の数値管理を手伝う事務担当です。Googleマップ経由の集客について、これから3〜6か月かけて変化を見るための記録表の項目を決めてください。

【材料】
・業種と客単価: (例: 飲食・3,000円)
・今すぐ確認できる数字: (ビジネスプロフィールの管理画面で見える、表示回数・ルート検索数・通話数などのうち、実際に見えるものだけ)
・予約や問い合わせの入口: (電話/予約サイト/LINE/フォームのうち、あるものだけ)
・記録にかけられる時間: (例: 月1回15分)

出力: ①毎月記録する項目を5つ以内 ②記録の手順(誰が・いつ・どこを見るか) ③3か月後に見返すときの比較の仕方。【材料】にない数字を推測で作らず、取得できない項目は「取得不可」と書いてください。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。

※そのままコピーして使えます

地図側の整備そのものをどの順番で進めるかは、「マップに相談」日本開始|インスタだけの和歌山の店が点検する空欄【2026年9月】で6分野に分けて解説しています。観光客と地元客で探し方が違う和歌山ならではの設計は和歌山のMEO対策|観光客と地元客の両方に見つかる7ステップ【2026年8月】にまとめました。英語のクチコミ返信の文面は英語の口コミ返信 例文30選|ホテル・民宿・飲食店でそのまま使える【2026年8月】をそのまま使えます。

今月中に決めること|「自分でやる・自走支援・運用代行」の3択と損益分岐

ここからが判断です。選択肢は大きく3つあり、費用と店側の作業量がきれいに反比例します。

選択肢 月の費用 店側の作業量 向いている店
自分でやる 0円(プロフィールの掲載は無料) 大きい。何から直すかの判断も自分 手を動かせる人がいて、優先順位も自分で決められる店
自走型の支援(今回の「ちずダス」など) 月額15,000円(税別)/16,500円(税込) 中くらい。撮影・返信・連絡は残る 手は動かせるが、何から直すか・効いているかが分からない店
運用代行 月1万〜5万円が目安(公的統計ではなく事業者公開の目安) 小さい。ただし材料の提供は残る 手を動かす人が店内にいない店
MEOを自分でやる・自走支援・運用代行の3択を比較した図解

3列目の代行の金額は、MEO(Googleマップ)運用代行の費用相場|料金表とチェックリスト【2026年8月】で整理した目安です。官公庁がMEO運用代行の価格を調査した統計は見当たらないため、これは「相場」ではなく「事業者が自社メディアで公開している金額の幅」にすぎません。したがって、安い高いで選ぶのではなく、自店が月いくらまで払えるかを先に決める必要があります。

計算式は単純です。

月額(税込)÷(客単価×粗利率)=回収に必要な、1か月あたりの増加組数

※そのままコピーして使えます

仮の数字で当てはめてみます(いずれも計算例であり、成果の見込みではありません)。

  • 飲食・客単価3,000円・粗利率70%の場合: 1組あたりの粗利2,100円。16,500円 ÷ 2,100円 ≒ 7.9 → 月8組増えれば回収
  • 宿泊・1泊2名20,000円・粗利率60%の場合: 1組あたりの粗利12,000円。16,500円 ÷ 12,000円 ≒ 1.4 → 月2組増えれば回収
  • 直売所・客単価1,500円・粗利率40%の場合: 1人あたりの粗利600円。16,500円 ÷ 600円 = 27.5 → 月28人増えれば回収

同じ月額でも、客単価によって必要な増加数は10倍以上違います。宿泊業なら月2組で成り立つ計算になり、単価の低い物販ほどハードルが上がる、というのがこの式から読み取れることです。自店の数字で計算するには、次の文例を使ってください。

あなたは小さな店の経営数字に詳しいアドバイザーです。以下の材料から、Googleマップ対策に月いくらまで払えるかを計算してください。

【材料】
・業種と客単価: (例: 民宿・1泊2名20,000円)
・おおよその粗利率: (分からなければ「不明」と記入)
・先月の新規のお客様の組数: (分かる範囲で)
・地図や検索からの問い合わせ件数: (管理画面で見える範囲で。なければ「不明」)
・毎月の販促にかけている金額: (例: 月0円)

出力: ①1組あたりの粗利の概算 ②月額1万円・1万5千円・3万円の3案について、回収に必要な増加組数 ③現実的に払える上限額と、その根拠。【材料】にない売上・成約率を推測で補わず、不明な項目は「不明」と書いてください。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。

※そのままコピーして使えます

金額の上限が出たら、次は体制です。分かれ目は1つだけで、毎月30分〜1時間を地図の更新に使える人が店内にいるかどうかです。

店内に手を動かせる人がいるかで外注先を分ける2分岐の図解

いる場合は、まず無料の範囲で手を付けてください。それでも「何から直せばいいか分からない」「続いているのか分からない」で止まるなら、自走型の支援が埋める穴はまさにそこです。いない場合は、月額を払っても更新が止まるため、作業そのものを引き取ってもらう契約でなければ意味がありません。

体制を決める段階では、担当と頻度を紙に落とすところまでやってください。

あなたは小さな店の業務設計を手伝う担当者です。以下の材料から、Googleビジネスプロフィールの更新当番表を作ってください。

【材料】
・スタッフの人数と役割: (例: 主人・女将・パート1名)
・それぞれが使える時間帯: (例: 女将は平日14〜16時)
・毎月必ず発生する更新: (例: 臨時休業、今月の献立)
・季節で変わるもの: (例: 冬のクエ、夏の海水浴)

出力: ①月次の当番表(誰が・いつ・何を・何分で) ②繁忙期に省略してよい作業と、省略してはいけない作業の線引き ③1か月で回らなかった場合に外注する候補。【材料】にない人員・スキルを前提にせず、無理のある割り当ては「過負荷」と明記してください。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。

※そのままコピーして使えます

私たちは白浜(和歌山)への移住準備を進めながら、観光地の宿や店舗のSNS運用・集客支援に取り組んでいます(株式会社Tip ※当コラムの運営元です。MEO対策は個別見積りです)。無料ヒアリングは最大60分で、ご用意いただくのは先月の予約や来客の数字だけです。契約前提の営業はいたしませんので、「自分でやるべきか、外に出すべきか」の整理だけでも構いません。

申し込みの前に確かめる8項目

月額契約は、入るときより出るときに差が出ます。「ちずダス」に限らず、MEOの月額サービスを検討するときに確認しておく項目を並べます。自店の状況と提案資料を見ながら、当てはまるものにチェックを入れてください。

  • □ 先月、地図から何件の電話・ルート検索があったかを管理画面で確認した
  • □ 自店のプロフィールで空欄になっている項目を、自分の目で一度見た
  • □ 月額(税込)を回収するのに必要な増加組数を、客単価から計算した
  • □ 写真を撮る人とクチコミ返信を書く人を、店の中で決めた
  • □ 対象キーワードを誰が決めるのか、何語まで計測されるのかを確認した
  • □ 最低契約期間・解約の申し出期限・違約金の有無を書面で確認した
  • □ 解約後に、整えたプロフィールの内容が自店に残るかを確認した
  • □ 提案資料に「順位保証」の表現が無いことを確認した
MEOの月額契約を申し込む前のチェックリスト図解

参考までに、今回のサービスについて公式サイトに書かれている条件を挙げると、解約は次回決済日の前日までに申し出る形で、違約金・解約手数料はなし、解約後も整えたプロフィールの情報は店側に残る、と説明されています。先着10事業者のモニター枠については条件が別で、最低契約期間は6か月、対象は1事業者につき1店舗・1施設、クレジットカード決済が条件、改善の経過を事例として紹介することへの同意、開始から90日時点でのメールでの質問への回答が求められると記載されています(先行モニターの募集ページ)。安いほうを選ぶ前に、6か月分の総額58,800円(税別)を払い切る前提で判断してください。

確認は口頭ではなく文面で残すのが基本です。次の文例をそのまま送れる形に整えて使ってください。

あなたは店舗経営者の代わりに問い合わせ文を書く担当者です。MEO(Googleマップ対策)の月額サービスを検討している前提で、契約前に確認するメール文を作ってください。

【材料】
・検討しているサービス名と料金: (例: 月額15,000円税別)
・自店の業種と店舗数: (例: 飲食・1店舗)
・特に不安な点: (例: 解約後に情報が消えないか)

条件: 質問は7項目以内。①契約期間と解約の申し出期限 ②違約金の有無 ③解約後のプロフィールと入力内容の扱い ④対象キーワードの決め方と計測語数 ⑤店側が毎月行う作業と所要時間 ⑥報告の頻度と形式 ⑦成果の保証に関する記載の有無、を必ず含める。丁寧だが簡潔な日本語にし、事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。

※そのままコピーして使えます

法人で決裁が必要な場合は、回答が返ってきた時点で社内向けの判断メモに落とします。金額よりも「誰の作業がいくら減るのか」を書けるかどうかが、決裁の通り方を分けます。

あなたは中小企業の企画担当です。以下の材料から、Googleマップ対策の外部サービス導入について、社内で回覧する1枚の判断メモを作ってください。

【材料】
・検討しているサービスの料金と契約条件: (月額・契約期間・解約条件のうち、確認できた内容だけ)
・現在の状態: (例: 営業時間が1年以上未更新、クチコミ未返信12件)
・自社で担当できる人と時間: (例: 店長が月1時間)
・回収に必要な増加組数の試算: (前章の計算結果)

出力: ①現状の課題(事実のみ3点) ②選択肢の比較(自分でやる/支援を買う/代行) ③推奨案と理由 ④判断を3か月後に見直す基準。【材料】にない効果・実績・他社事例を補わず、未確認の項目は「未確認」と書いてください。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。

※そのままコピーして使えます

この発表で誤解されやすい4点

新しいサービスが出たときほど、遠回りな誤解が生まれます。特に注意したい4点を挙げます。

誤解1: 「ツールを入れれば順位が上がる」

❌ よくある間違い: 月額を払えば、Googleマップの検索結果で自店が上に出るようになると考える。

⭕ 正しいアプローチ: 順位はGoogleの判断で決まる前提に立ち、支払う対象を「情報の整備と記録」に限定して考える。

なぜ重要か: Googleはローカル検索の順位が「関連性」「距離」「知名度」の3要素で決まると説明し、あわせて「Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません」と明記しています(Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント)。今回のリリースでも「掲載順位、問い合わせ数、売上増加を保証するものではありません」と書かれています。順位を約束する提案が来たら、その時点で内容を疑ってください。

誤解2: 「自走型なら手間が減る」

❌ よくある間違い: 契約すれば、写真もクチコミ返信も誰かがやってくれると思い込む。

⭕ 正しいアプローチ: 減るのは「何をやるか考える時間」であって、「手を動かす時間」ではないと理解しておく。

なぜ重要か: 公式サイトに、店側の役割として写真の撮影と設定、口コミ返信の文面作成、臨時休業などの把握が挙げられているためです。ここを誤解したまま契約すると、3か月後に「何も変わっていない」という結果になります。逆に言えば、返信の文面づくりのような作業はAIに下書きさせれば1件数分で終わります。手を動かす負担を軽くする方向でなら、今日から自分で対処できます。

あなたは地域の小さな店の店主です。以下のクチコミに、150字前後で返信文を書いてください。

【材料】
・クチコミ本文: (そのまま貼り付け)
・評価: (例: 星3)
・事実として伝えられること: (例: 指摘された駐車場の看板は先週設置した)
・触れないでほしいこと: (例: 他のお客様の事情)

条件: 言い訳をしない/お褒めには具体的に感謝する/指摘には感謝と、決まっている改善だけを書く/存在しない対応は書かない。英語のクチコミなら、同じ内容の英文もあわせて出してください。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。

※そのままコピーして使えます

誤解3: 「モニター価格のうちに申し込むべきだ」

❌ よくある間違い: 先着10事業者・月9,800円(税別)という条件だけを見て、通常価格との差額で得だと判断する。

⭕ 正しいアプローチ: 最低契約期間6か月・総額58,800円(税別)と、事例紹介への同意・90日時点のアンケート回答という条件を含めて比較する。

なぜ重要か: 通常契約は最低契約期間なしの1か月更新である一方、モニター枠は6か月の縛りがあると公表されているためです。1か月で合わないと分かったときに抜けられるかどうかは、月額数千円の差より大きい違いになります。1事業者につき1店舗までという制限もあるため、複数店舗を持つ事業者は前提が変わります。

誤解4: 「無料でできることに月額を払うのは無駄だ」

❌ よくある間違い: プロフィールの掲載は無料なのだから、有料サービスは一律で不要だと結論づける。

⭕ 正しいアプローチ: 無料でできる範囲を実際にやってみて、止まった場所が「判断」なのか「作業」なのかを見てから決める。

なぜ重要か: 止まる場所によって必要なものが変わるからです。何をすべきか分からずに止まっているなら、順番と記録を買う価値はあります。手を動かす人がいなくて止まっているなら、買うべきは代行です。どちらでもなく「面倒で後回しにしている」だけなら、月額を払っても状況は変わりません。まず無料の範囲で1週間試すのが、いちばん安い判断材料です。画面操作レベルの手順は飲食店のMEO対策は自分でできる|無料で今日やる7ステップ【2026年8月】にまとめています。

試す期間は、あらかじめ日付を区切っておくと結論が出ます。次の文例で、2週間分の作業計画を作ってください。

あなたは店舗の業務改善を手伝う担当者です。Googleビジネスプロフィールを「まず無料の範囲で2週間だけ自分でやってみる」計画を作ってください。

【材料】
・業種と体制: (例: 直売所・常時2名)
・今わかっている空欄や古い情報: (例: 営業時間が昨年のまま、写真3枚)
・1日に使える時間: (例: 開店前の15分)
・繁忙日: (例: 土日は不可)

出力: ①14日分の作業計画(日付/作業/所要時間) ②2週間後に自己判定する基準(続けられたか・何で止まったか) ③止まった原因別に「判断を買う」「作業を出す」のどちらが必要かの振り分け。【材料】にない人員・設備を前提にせず、割り当てが無理な日は「予備日」としてください。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。

※そのままコピーして使えます

よくある質問

Q. ちずダスとは何ですか? いつから使えますか?

株式会社リスト(東京都文京区)が提供する、Googleマップの自走型運用を支えるMEO支援サービスです。2026年9月16日に正式リリースされ、同日から提供が始まっています。プレスリリースでは、無料診断、プロフィール初期整備、最大10キーワードの検索順位計測、専用マイページ、毎月の改善レビュー、約3か月ごとの定期診断が提供内容として挙げられています。

Q. ちずダスの料金はいくらですか? 初期費用や解約金はかかりますか?

公表されている通常料金は月額15,000円(税別)/16,500円(税込)で、初期費用は0円、最低契約期間はなし(1か月ごとの自動更新)です。公式サイトでは、違約金・解約手数料はなく、解約は次回決済日の前日までに申し出る形と説明されています。別枠で、先着10事業者を対象としたモニター料金が月額9,800円(税別)/10,780円(税込)で、こちらは最低契約期間が6か月です。

Q. MEOの運用代行と何が違うのですか?

作業の持ち主が違います。運用代行は投稿や返信を含む作業そのものを引き取る契約形態が中心ですが、今回のサービスは公式サイトで店側の役割として写真の撮影と設定、口コミ返信の文面作成、臨時休業などの把握が明記されています。費用の目安と契約前の確認項目はMEO(Googleマップ)運用代行の費用相場|料金表とチェックリスト【2026年8月】にまとめています。

Q. Googleビジネスプロフィールは無料のはずでは? 有料ツールは必要ですか?

掲載自体は無料です。Googleの公式ページに「ビジネス プロフィールを作成し、Google にビジネス情報を掲載するのに料金はかかりません」と明記されています。有料サービスが対価を得ているのは、改善の順番の提示、順位や指標の定点記録、返信のひな形といった部分です。必要かどうかは、自店が無料の範囲で回せているかどうかで決まります。

Q. 月額を払えば、Googleマップの検索順位は上がりますか?

保証されません。Googleはローカル検索の順位が関連性・距離・知名度で決まると説明し、金銭で順位を上げることには応じないと明記しています。今回のプレスリリースにも、掲載順位・問い合わせ数・売上増加を保証しない旨が記載されています。提供側自身が、効果が数字に表れるまで通常3〜6か月かかると説明している点も押さえておいてください。

Q. 先着10事業者のモニター枠は、申し込んだほうが得ですか?

金額だけを見れば通常契約より安く、6か月間の総額は58,800円(税別)/64,680円(税込)です。ただし最低契約期間が6か月で、1事業者につき1店舗・1施設まで、クレジットカード決済が条件、改善の経過を事例として紹介することへの同意と、開始から90日時点でのメールでの質問への回答が求められると公表されています。途中で合わないと感じても6か月払い切る前提になるため、条件を含めて比較してください。

Q. Googleマップの運用は自分でもできますか?

できます。プロフィールの整備は無料の機能の範囲で完結し、写真の撮影もスマホで足ります。何から手を付けるかは「マップに相談」日本開始|インスタだけの和歌山の店が点検する空欄【2026年9月】の6分野の順番が参考になります。外部サービスを検討するのは、無料の範囲を1〜2週間試してから、止まった場所を特定した後で構いません。

Q. 和歌山の小さな店でも対象になりますか?

提供エリアは全国と公表されており、対象業種にも飲食・サロン・士業などが挙げられています。ただし、月額を払う価値があるかどうかは商圏と客単価によります。この記事の計算式(月額÷1組あたりの粗利)で必要な増加組数を出し、それが現実的な数字かどうかで判断してください。客単価が低い業態ほど、必要な増加数は大きくなります。

まとめ:今日・今週・今月の作業

  1. 今日やること: 自店の名前でGoogleマップを開き、営業時間・写真・電話番号が実態と合っているかを確認し、管理画面で先月の表示回数と通話数を控える
  2. 今週中にやること: 客単価と粗利から「月額◯円までなら払える」という上限額を計算し、写真を撮る人・クチコミ返信を書く人を店の中で決める
  3. 今月中にやること: 無料の範囲で1〜2週間手を動かし、止まった場所が「判断」か「作業」かを見極めたうえで、自分でやる・自走型の支援・代行の3択を決める

新しく出たのはサービスの選択肢であって、店側がやることが変わったわけではありません。臨時休業と旬の品目を誰が入力するのか——契約の前に決まっているべきなのは、そこだけです。

参考・出典

  • 株式会社リスト「【店舗・施設の集客を支援】Googleマップの自走型運用を支える『ちずダス』が正式リリース」2026年9月16日10時00分公開。提供開始日2026年9月16日、無料診断6項目100点満点、月額15,000円(税別)/16,500円(税込)、初期費用0円、最低契約期間なし、モニター枠先着10事業者・月額9,800円(税別)・6か月総額58,800円(税別)、掲載順位・問い合わせ数・売上増加を保証しない旨: プレスリリース (参照日: 2026-09-17)
  • ちずダス公式サイト。診断6項目の配点(基本情報20点・カテゴリ適合15点・説明文15点・写真15点・投稿状況15点・口コミ返信20点)、店側の役割(写真の撮影と設定・口コミ返信の文面作成・臨時休業などの把握)、解約条件と解約後もプロフィール情報が店側に残る旨、効果が表れるまで通常3〜6か月との説明: 公式サイト / モニター条件(先着10事業者・審査制・最低契約期間6か月・1事業者1店舗・事例紹介への同意・90日時点のアンケート): 先行モニター募集ページ (参照日: 2026-09-17)
  • 株式会社リスト 会社サイト(東京都文京区水道2-4-3、2020年設立、求人サイト運営・人材紹介・ITソリューション): 会社サイト (参照日: 2026-09-17)
  • Google「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」。関連性・距離・知名度の3要素、「Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません」: ヘルプページ (参照日: 2026-09-17)
  • Google「ビジネス プロフィール」公式ページ。「ビジネス プロフィールを作成し、Google にビジネス情報を掲載するのに料金はかかりません」: 公式ページ (参照日: 2026-09-17)
  • 総務省「令和7年通信利用動向調査の結果」令和8年5月29日公表(調査時点: 令和7年8月末)。スマートフォンの世帯保有割合91.8%、利用目的「SNS(無料通話機能を含む)の利用」82.3%: 報道資料 (参照日: 2026-09-17)
  • 和歌山県「令和7年観光客動態調査(速報値)」令和8年4月23日資料提供。外国人宿泊客数713,562人泊(前年510,293人泊、前年比139.8%): 和歌山県の観光客動態 / 速報値(PDF) (参照日: 2026-09-17)

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※本記事は2026年9月17日時点で公表されている情報に基づく整理です。料金・提供内容・モニター条件は変更される場合があるため、申し込み前に提供元の最新の記載をご確認ください。掲載順位や表示のされ方はGoogleが決定するもので、本記事は特定の成果を保証するものではありません。損益分岐の計算例は仮の数字による試算であり、実際の効果を示すものではありません。契約内容の適法性など個別の判断は専門家にご相談ください。実績は代表およびメンバー個人としての活動を含みます。

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河原 将太株式会社Tip 代表取締役社長

東京都立大学在学中に事業を開始し法人化。大手エネルギー関連企業へのAIコンサルティング、上場企業を含む20社以上へのコンサルティング提供、1投稿で1億回以上再生されたSNSコンテンツの企画に携わる(実績は代表およびメンバー個人としての活動を含む)。現在は和歌山の企業・観光事業者へのSNS・AI・DX支援と、県内のホテル・リゾート開発構想に取り組む。詳しいプロフィール

本記事は、株式会社Tipが公開情報・一次情報・実務での検証結果をもとに作成し、必要に応じて更新しています。掲載内容は最終更新日時点の情報です。

公開日: 2026.09.17