
結論: デジタル顧問(IT顧問)とは、特定のシステムを売る立場から離れて、デジタル化の判断と社内の詰まりを継続的に見る外部の相談相手です。和歌山で使うなら順番があります。まず無料の公的窓口、次に実費だけで使える公的な専門家派遣、それでも埋まらない部分にだけ民間の顧問契約を当てる。この順に試すと、月額を払う前に「そもそも顧問が必要なのか」がはっきりします。
この記事の要点 対象読者: 和歌山県内で従業員数名〜数十名の事業を営み、「何からデジタル化すればよいか分からない」「相談できる相手が身近にいない」と感じている経営者・後継者 読了後にできること: 自社の困りごとを棚卸しして、無料窓口・公的派遣・民間顧問のどれを使うべきかを自分で判断し、複数の顧問候補に同じ質問をぶつけて比べられる状態になる
「詳しい人が、社内に一人もいないんです。」
白浜への移住準備で地域の事業者の方と話す中で、こうした言葉を聞くことがあります。会計ソフトも予約システムも導入はした。けれど設定は途中で止まり、結局エクセルと紙に戻っている。誰かに聞きたいけれど、県内にIT企業の知り合いがいない。県外の会社に電話をすると、いつのまにか特定のシステムの営業になっている——。
この状態は、あなたの会社の努力不足ではなく、構造そのものの問題です。令和3年経済センサス‐活動調査によると、和歌山県の情報通信業の事業所は268事業所、従業者は2,870人でした。県内の全事業所に占める割合は0.6%で、全国平均の1.5%を大きく下回ります。加えて県内事業所の62.8%が従業者1〜4人規模で、この比率は全国で最も高い水準です。つまり「社内にIT担当を置ける規模の会社が少なく、外に頼ろうにも近くにIT事業者が少ない」という二重の条件下に、和歌山の事業者は置かれています。
だからといって、いきなり月額の顧問契約を結ぶのは早すぎます。無料で何度でも使える公的窓口があり、実費だけで専門家が来る制度もあり、そして正直に言えば「顧問を頼まなくてよい会社」も相当数あるからです。
この記事では、デジタル顧問・IT顧問という言葉の中身を整理したうえで、頼むか自分でやるかを決める6ステップ、コピペで使える8本の実務ツール(業務棚卸しシート・AIプロンプト・顧問候補への質問リスト・依頼メール文例)、そして良い顧問契約と危ない顧問契約を分ける8項目のチェックリストを公開します。手元に「いま止まっているデジタルの困りごと」を1つ思い浮かべながら読み進めてください。
目次
まず結論:デジタル顧問を頼むか決める6ステップ(即効テンプレ)
最初に全体像です。6つのステップを順番に進めれば、「顧問を頼むべきか、頼むなら誰にいくらで頼むか」の判断が2〜3週間で付きます。
| ステップ | やること | 今日できる最初の一歩 |
|---|---|---|
| 1. 困りごとの棚卸し | 止まっている業務を紙に全部出す | 3つだけ思い出して書き出す |
| 2. 自分でやる範囲の切り分け | 判断の頻度で「頼む/頼まない」を分ける | 各項目に月何回悩むかを書き足す |
| 3. 無料窓口を使い切る | よろず支援拠点・商工会議所に相談する | 電話をかける日を手帳に入れる |
| 4. 公的な専門家派遣を使う | 県・中小機構の制度を実費で使う | 県の窓口に受付状況を確認する |
| 5. 民間顧問を比較する | 同じ質問を3社にぶつける | 質問リストをコピーして準備する |
| 6. 契約前チェック | 8項目を書面で確認してから契約する | チェックリストを印刷する |

ポイントは、ステップ5の「民間顧問を比較する」が5番目にあることです。多くの記事は最初から民間サービスの比較表を見せますが、順番を守ると、そこにたどり着く前に困りごとの半分は片付きます。無料窓口と公的派遣で解ける課題に月額を払うのは、単純にもったいないからです。
所要期間の目安は、ステップ1〜2が1日、ステップ3〜4が1〜3週間、ステップ5〜6が2週間です。ステップ1と2だけなら、今日の営業終了後に30分で終わります。この30分で「困っているのは技術ではなく、決める人がいないことだった」と分かるだけでも、この記事の目的は半分果たされます。
「うちの宿の場合はどうすればいい?」——そんな段階のご相談こそ歓迎です。
最大60分の無料ヒアリングで、貴施設の集客の現在地と次の一手を一緒に整理します。
※契約を前提とした営業は一切いたしません。30分の情報交換のみでも歓迎です。
デジタル顧問・IT顧問とは|他の相談先との違いと頼める業務6分類
デジタル顧問(IT顧問)とは、特定のシステムやツールの販売を目的とせず、継続的な契約のもとで、企業のデジタル化の意思決定と実務推進を支援する外部人材を指します。法律で定義された資格ではありません。会社によって「IT顧問」「社外CIO」「CTO顧問」「情シス顧問」など呼び方が変わります。
紛らわしい相談先が4つあるので、違いを整理します。
- よろず支援拠点: 国が設置した無料の経営相談所です。公式サイトには「経営上のあらゆるご相談に何度でも無料で対応します」と明記されています。回数の上限がないのが最大の強みで、方向性の相談に向きます。ただし現場に張り付いて手を動かす制度ではありません
- 公的な専門家派遣: 和歌山県のデジタル専門家派遣、和歌山商工会議所のエキスパート・バンク、中小機構のハンズオン支援などです。回数と期間が制度で決まっており、費用は無料か実費のみ。ただし年度の予算や回数の枠を超えて使い続けることはできません
- ITベンダー・情シス代行: 自社の製品や運用サービスを提供する事業者です。実務は最も速く進みますが、「そもそもこのシステムが要るのか」という手前の問いには、立場上、中立な答えを出しにくくなります
- デジタル顧問: 月額などの継続契約で、判断の相談と社内の詰まりの解消を並行して見ます。公的制度のような回数制限がなく、ベンダーのような販売目的もない。その代わり、あなたがお金を払います

そのうえで、デジタル顧問に頼める業務はおおむね次の6分類に整理できます。
- 現状の見立て: 業務の流れを聞き取り、どこにデジタル化の余地があるかを言葉にする
- 優先順位づけ: 「今やること・来期でよいこと・やらないこと」を仕分ける
- ツール選定の助言: 候補の比較軸を作り、営業提案の妥当性を一緒に読む
- 導入の伴走: 設定・移行・社内周知の段取りを組み、詰まったところを一緒に外す
- 社内リテラシーの底上げ: 従業員が自分で操作できるように教える
- 継続の仕組みづくり: 更新・バックアップ・担当交代の手順を残す
逆に、頼めないことも明確にしておきます。補助金の採択を約束すること、売上やDXの成功を保証すること、そして「全部お任せで社内は何もしなくてよい状態」を作ることの3つです。特に3つ目は重要で、社内に手を動かす人が1人もいない状態では、どんな顧問を入れても定着しません。
頼むか自分でやるかを決める6ステップ(完全版)
ここからが本体です。各ステップのコピペ素材は、そのままメモ帳や表計算ソフトに貼るか、ChatGPTなどの対話型AIに貼り付けて使います。AIを使ったことがない方は、スマホの公式アプリを入れてメールアドレスで登録すれば、無料版のまま3分ほどで準備が終わります。
ステップ1: 困りごとを紙に全部出す(業務棚卸しシート)
最初にやるのは、相談先を探すことではなく、困りごとを言葉にすることです。「DXが進まない」という粒度では、誰に相談しても抽象的な答えしか返りません。次のシートを表計算ソフトに写して、思いつくまま20行埋めてください。埋めるのに使うのは記憶だけで、調べ物は不要です。
【業務棚卸しシート/列だけコピーして使う】
No / 困っている業務 / 誰がやっているか / 月に何回発生するか / 1回にかかる時間 / いま使っている道具(紙・エクセル・ソフト名)/ 何が詰まっているか(操作が分からない・決められない・人がいない)/ 止まっている期間
記入例
1 / 宿泊予約の台帳転記 / 女将 / 月120回 / 3分 / 紙とエクセル / 操作が分からない / 2年
2 / 請求書の作成と郵送 / 事務 / 月40回 / 8分 / 手書き / 決められない / 半年
※そのままコピーして使えます
注意点は、「何が詰まっているか」の列を必ず埋めることです。詰まりの正体が、操作方法ではなく意思決定だったというケースは珍しくありません。この列に「決められない」が並ぶ会社は、ツールを買っても状況が変わりません。必要なのは、決める材料と、決める場を用意してくれる相手です。
ステップ2: 判断の頻度で「自分でやる/頼む」を切り分ける
棚卸しが終わったら、次は切り分けです。判断の基準はシンプルで、「その業務について月に何回、判断や調べ物で手が止まるか」で分けます。月1回未満なら、そのつど検索とAIで調べれば足ります。週1回以上、判断のたびに止まり、手戻りが発生しているなら、外部の頭を継続的に借りる価値が出てきます。

この切り分けをAIに手伝わせるのが次のプロンプトです。ステップ1のシートをそのまま貼り付けてください。
あなたは中小企業のデジタル化に詳しい中立のアドバイザーです。特定の製品を勧めないでください。以下の業務棚卸しシートを読み、各行を「A自分でやる」「B無料の公的窓口に相談」「C外部に継続的に頼む」の3つに仕分けてください。
【材料】
・業務棚卸しシートの内容:(貼り付け)
・従業員数と業種:
・社内でパソコン操作が比較的得意な人の有無:
出力: ①各行の仕分けと理由 ②Cに分類した行の合計が月何時間の負担にあたるかの試算 ③Cが0件の場合は「外部に頼む必要は現時点でない」と明記。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
このプロンプトは、あえて「Cが0件なら頼む必要はない」と出力させています。実際、従業員5名以下で困りごとが月数回程度なら、顧問契約は過剰です。その場合は無料窓口と、ChatGPTを旅館・民宿で使う15の方法|コピペで使えるプロンプト集【2026年8月】のような手順書だけで十分に前へ進めます。
ステップ3: 無料の公的窓口を先に使い切る
Cに分類された行が残ったら、次は無料窓口です。ここを飛ばして民間契約に進むのが、最ももったいない失敗です。和歌山で今日から使える無料の相談先は、主に3つあります。
1つ目はよろず支援拠点です。国(中小機構)が設置した無料の経営相談所で、公式サイトに「何度でも無料で対応します」と明記されています。和歌山県よろず支援拠点は和歌山市本町のフォルテワジマ6階にあり、電話は073-433-3100です。
2つ目は商工会議所のエキスパート・バンクです。和歌山県の公式ページによると、和歌山商工会議所または和歌山県商工会連合会に登録された専門家が事業所に訪問し、1事業所3相談まで無料で助言します。4回目以降は専門家謝金と交通費の3分の1が自己負担です。対象は小規模事業所(製造業は従業員20人以下、商業・サービス業は5人以下)が原則ですが、県の記載では小規模事業所以外でも対象となる場合があるため、まず最寄りの商工会議所・商工会に問い合わせてください。相談分野には「IT・デジタル化」「パソコンの有効活用」「ホームページ作成・運用」が明記されています。
3つ目は和歌山県のデジタル専門家派遣です。県内に事務所を持つ事業者を対象に、最大3名の専門家チームを無料で派遣します。制度の詳しい申込手順は和歌山県のデジタル化支援メニュー完全ガイド|使える制度と申し込み手順【2026年8月】にまとめました。
電話をかける前に、次のプロンプトで相談メモを1枚作っておいてください。
あなたは中小企業の相談窓口に慣れた支援者です。以下の材料から、無料の経営相談窓口に電話・訪問する際の相談メモをA4一枚分にまとめてください。専門用語は使わず、担当者が3分で全体像をつかめる構成にしてください。
【材料】
・業種と従業員数:
・優先度の高い困りごと3つ:(ステップ2でCに分類した行)
・すでに使っているソフト・機器:
・使える予算の感覚:(例: 初期10万円まで/未定なら「未定」)
・相談で決めたいこと:
出力: ①現状3行 ②困りごと3点(発生頻度と所要時間つき) ③この場で聞きたい質問5つ ④持参する資料一覧。材料にない事実は補わず、事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
注意点は、初回で結論を求めないことです。無料窓口の価値は、答えをもらうことより「自社の課題が他社にどう見えるか」を知ることにあります。ここで課題の言葉が整うと、次のステップ以降の見積の精度が一段上がります。
ステップ4: 公的な専門家派遣を実費で使う
無料相談で方向性が見えたら、現場に人が来る制度を使います。和歌山県のデジタル専門家派遣は無料ですが、回数は1〜2回(1回につき1日)を想定した制度です。腰を据えた伴走が必要な場合は、中小機構のハンズオン支援が選択肢になります。
中小機構のハンズオン支援には、IT企画・導入を支援する「IT-A型」と、情報化構想の策定を支援する「IT-B型」があります。公式ページに記載された費用は専門家1人・1日あたり1万7,500円(税込)です。IT-B型は4か月程度・8回程度が目安なので、単純計算で総額14万円ほど。IT-A型は数か月〜10か月程度・20回程度が目安です。民間の顧問契約と比べる際の、最も硬い基準値になります。
なお、かつて国が運営していた専門家派遣システム「中小企業119」は、ミラサポplusの公式FAQに「2024年3月31日に閉鎖いたしました。現在のところ、後継のサービスはございません」と記載されています。ネット上には中小企業119を前提にした古い解説記事がまだ残っているので、注意してください。
派遣が決まったら、限られた回数を無駄にしないための議題設計をします。
あなたは外部専門家を活用する側のアドバイザーです。以下の材料から、専門家派遣(1回=1日)の議題を優先順位つきで設計してください。空欄の項目は「未定」として扱い、勝手に補わないでください。
【材料】
・優先課題:(ステップ2の出力)
・すでに窓口から受けた助言:(なければ「なし」)
・同席できる社員と役割:(未定なら「未定」)
・派遣後3か月で到達したい状態:
出力: ①当日扱う議題を3つまで(時間配分つき) ②次回に持ち越す議題 ③事前送付すべき資料 ④専門家に依頼できないこと(自社で手を動かす作業)の切り分け。制度の解釈は断定せず、事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
注意点は④の切り分けで、これを書かずに当日を迎えると、「良い話は聞けたが翌週から何も変わらない」で終わります。
ステップ5: 民間顧問を「同じ質問」で3社比べる
無料窓口と公的派遣を使い切っても、判断の相談が毎週発生し、手を動かす人も社内に足りない。この2つが残ったときに初めて、民間のデジタル顧問が候補に入ります。
比較で失敗する最大の原因は、各社が説明したいことを説明させてしまうことです。防ぐ方法は1つ、全社に同じ質問を、同じ順番でぶつけることです。次の10問をそのままコピーして使ってください。
【顧問候補への質問リスト10問/コピーして各社に同じ順で聞く】
1 月額に含まれる作業と、含まれない作業を具体的に教えてください
2 月あたりの対応時間の上限は何時間ですか。超過分の単価は
3 訪問はありますか。頻度・所要時間・交通費の扱いは
4 平常時の連絡手段と、返信までの目安時間は
5 特定のシステムの販売・紹介手数料を受け取る立場ですか
6 契約期間の最低縛りと、解約の申し出は何か月前ですか
7 作成した資料・設定情報の所有権はどちらに帰属しますか
8 契約終了時、何をどの形式で引き渡してもらえますか
9 担当者は固定ですか。交代時の引き継ぎ方法は
10 直近で同規模・同業種を支援した範囲を、差し支えない範囲で
※そのままコピーして使えます
特に5番は必ず聞いてください。紹介手数料を受け取る立場そのものは違法でも不誠実でもありませんが、「中立の助言」と「販売」が同じ人の中にあることは、あなたが知っておくべき前提です。正直に答える会社は、それだけで信頼に値します。
打診のメール文面も用意しておきます。
件名: デジタル顧問のご相談(〇〇〔社名〕・〇〇業/従業員〇名)
〇〇株式会社 ご担当者様
突然のご連絡失礼いたします。和歌山県〇〇市で〇〇業を営む〇〇と申します。
社内にIT担当がおらず、〔困りごとを1〜2行〕の状態が〇か月続いております。
つきましては、貴社の顧問サービスについて下記をご教示いただけますでしょうか。
・月額に含まれる作業と含まれない作業
・月あたりの対応時間の上限と超過単価
・訪問の可否と交通費の扱い
・最低契約期間と解約条件
複数社に同じ内容でお伺いしております。書面またはメールでのご回答をお願いいたします。
〇〇〔氏名・電話・メール〕
※そのままコピーして使えます
「複数社に同じ内容で聞いている」と最初に書くのは、駆け引きではなく礼儀です。相手も無駄な提案書を作らずに済みます。
ステップ6: 契約前に条件を書面で確認する
見積が3社そろったら、金額の大小より先に条件をそろえます。同じ「月10万円」でも、月5時間なのか月20時間なのかで実質は4倍違います。次のプロンプトで、見積と条件を横並びに直してください。
あなたは契約条件の読み解きを支援する中立のアドバイザーです。以下の3社の提示内容を、同じ土俵で比較できる表に直してください。有利・不利の断定はせず、判断材料の提示に徹してください。
【材料】
・各社の月額・初期費用・含まれる作業・対応時間上限・超過単価・訪問頻度・交通費・最低契約期間・解約予告期間・成果物の所有権:(分かる範囲で。不明は「未回答」)
・当社の希望:(例: 月2回の訪問、年間予算60万円以内)
出力: ①比較表 ②1時間あたりの実質単価 ③年額換算 ④未回答の項目一覧と、契約前に必ず確認すべき質問文 ⑤どの条件がそろえば発注判断ができるか。事実に基づかない推測は「仮説」と明記してください。
※そのままコピーして使えます
そして最後に、解約時の段取りを契約前に決めます。多くのトラブルは「終わり方を決めていなかった」ことで起きるからです。次の文面を、契約書の付記または覚書の下敷きにしてください。
【契約終了時の引き渡しに関する確認事項/覚書のたたき台】
1 本契約の終了時、受託者は以下を〇日以内に委託者へ引き渡す。
(1) 各種サービスの管理者アカウントと権限
(2) ドメイン・サーバー等の契約名義と管理情報
(3) 作成した設定手順書・議事録・提案資料の編集可能なデータ
2 前項の引き渡しに、追加の費用は発生しない。
3 業務上作成した成果物の著作権は、委託者に帰属する(受託者の既存の汎用資産を除く)。
4 引き渡し後〇日間は、後任者からの質問に無償で回答する。
※そのままコピーして使えます
注意点は、この文面をそのまま契約書にしないことです。あくまで話し合いの下敷きで、実際の契約書は内容に応じて専門家の確認を受けてください。相手が4項目すべてに「問題ありません」と即答するかどうかで、多くのことが分かります。
デジタル顧問の費用相場|公開されている実額は3つの層に分かれる
費用を考えるときは、金額の平均値を探すより、3つの層に分けて見るほうが実務的です。
| 層 | 費用 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 無料の窓口 | 0円 | よろず支援拠点(何度でも無料)、県のデジタル専門家派遣、エキスパート・バンク3相談まで | 各機関の公式ページ |
| 公的な派遣の実費 | 1万7,500円/専門家1人・1日(税込) | 中小機構ハンズオン支援 IT-A型・IT-B型 | 中小機構公式 |
| 民間の顧問契約 | 月額3万円〜120万円 | 対応時間・訪問有無・支援範囲で大きく変動 | 各社の公開料金表4社 |

民間の月額幅が広すぎて参考にならないと感じたはずです。そこで、自社サイトで料金を公開している4社の実額をそのまま並べます。いずれも当社とは無関係の事業者で、優劣を評価する意図はありません。「同じIT顧問という言葉が、これだけ違う中身で使われている」という事実の確認に使ってください。
| 事業者・サービス名 | 公開されている料金 | 記載されている条件 |
|---|---|---|
| SIA株式会社「CTO顧問サービス」 | 月額10万円〜(少人数)/30万円(30名未満)/60万円(30〜100名)/120万円〜(100名以上)※税別 | 定例ミーティング、課題整理・アクションプラン検討、調査・分析・提案、導入チームとの連携調整 |
| 株式会社BTNコンサルティング「情シス365」IT顧問プラン | 月額10万円〜(月5時間の場合・時間単価2万円) | 「実作業ではなく、判断と設計レビューが役割」と明記。初期費用なし・最低契約期間3か月 |
| Keep Rolling株式会社「ちょこっと情シス」 | ライト月額3万円〜/スタンダード月額5万円〜/プレミアムは要問い合わせ | ライトは小規模なIT環境の導入・設定支援、スタンダードはシステム仕様検討・導入手順設計支援 |
| 株式会社アイティコモン「ITコンサルティングサービス」 | PC3台まで月額3万6,000円/10〜14台8万円/15〜19台10万円 ※税別 | 管理対象PC台数による課金。契約内のPC新規導入サポートは料金に含まれる |
読み取れることは3つあります。1つ目は、月額10万円前後という価格帯が「月5時間・時間単価2万円」相当だと明示している例があること。2つ目は、月3万円台の低価格帯は支援範囲を設定作業に絞っている例が多いこと。3つ目は、価格が従業員数やPC台数という測れる量に連動していることです。逆に言えば、量の定義がない「一式・月〇万円」の見積は、比較のしようがありません。
参考の上限値として、専門家の日当の公開データもあります。一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会が令和8年5月に公表した「中小企業診断士活動状況アンケート調査」(調査時点:令和7年11月、回答1,847名)によると、中小企業診断士業務日数が年100日以上の回答者のうち、民間業務の割合が高い層の経営支援業務の報酬は1日あたり平均11万9,400円、公的業務の割合が高い層では1日あたり平均4万3,300円でした。同調査は、この2つの層で金額に「3倍近くの開き」がみられると総括しています。
なお、和歌山県内に本社を置く事業者で「デジタル顧問」「IT顧問」の月額を公開している例は、今回の調査では確認できませんでした。地方では料金非公開が標準に近く、これは和歌山のSNS運用代行の費用相場|見積書の読み方と契約前チェック【2026年8月】や和歌山のホームページ制作費用の相場|県内5社の公開料金と見積書の読み方【2026年8月】でも同じ傾向でした。だからこそ、ステップ5の質問リストで自分から条件を引き出す作業が要ります。
補足として、当コラムの運営元である株式会社Tip(※当コラムの運営元です)も、現地対面でのリテラシー研修と実作業の巻き取りを組み合わせた「対面特化デジタル顧問」を新サービスとして準備しています。ただしこの記事の目的は当社を選んでもらうことではありません。上の3層を順に試して、無料窓口と公的派遣で足りるなら、それが最も良い結論です。
「うちの宿の場合はどうすればいい?」——そんな段階のご相談こそ歓迎です。
最大60分の無料ヒアリングで、貴施設の集客の現在地と次の一手を一緒に整理します。
※契約を前提とした営業は一切いたしません。30分の情報交換のみでも歓迎です。
【要注意】デジタル顧問を入れても進まない4つの失敗パターン
契約しても成果が出ない会社には、共通の型があります。順に確認してください。
失敗1: 無料窓口を試さずに、いきなり月額契約を結ぶ
❌ よくある間違い: 「相談できる人がいない」という焦りから、最初に見つけた会社と月額契約を結ぶ。
⭕ 正しいアプローチ: よろず支援拠点(何度でも無料)とエキスパート・バンク(3相談まで無料)を先に使い、課題の言葉を整えてから見積を取る。
なぜ重要か: 無料窓口を通ると、困りごとが「DXが進まない」から「予約台帳の転記が月120回ある」に変わるからです。この解像度の差が、そのまま見積の精度と、支払う金額の差になります。
失敗2: 社内に「手を動かす人」を置かないまま始める
❌ よくある間違い: 経営者だけが顧問と話し、従業員は何が始まったのかも知らない。
⭕ 正しいアプローチ: 契約と同時に、役職や年齢を問わず社内の担当者を1人決め、顧問との打ち合わせに毎回同席させる。
なぜ重要か: デジタル化の作業の大半は、社内の事情を知る人にしかできないからです。取引先ごとの例外処理、繁忙期の回し方、誰が何を承認しているか。これらを知らない外部の人間が単独で設計しても、現場では使われません。
失敗3: 「一式・月〇万円」の見積をそのまま受け取る
❌ よくある間違い: 見積書に「デジタル顧問料 一式 月額100,000円」の1行だけが書かれていて、対応時間も訪問回数も書かれていない。
⭕ 正しいアプローチ: 月あたりの対応時間上限、超過単価、訪問頻度、交通費の扱いを書面に落とす。公開料金を出している事業者は「月5時間・時間単価2万円」のように量を明示しています。
なぜ重要か: 量の定義がないと、忙しい月に対応が薄くなっても、こちらから指摘する根拠がないからです。「思ったより来てくれない」という不満の大半は、最初に量を決めなかったことに起因します。

失敗4: 終わり方を決めずに始める
❌ よくある間違い: 契約書に解約条項はあるが、アカウントの権限や設定手順書を誰が持つのかが書かれていない。
⭕ 正しいアプローチ: 契約前に、管理者アカウント・ドメイン名義・設定手順書・議事録の引き渡し条件を決めておく(ステップ6の覚書のたたき台を使ってください)。
なぜ重要か: 顧問との関係は、うまくいっても数年で形が変わるからです。会社が成長して社内にIT担当を採用できたら、顧問契約は縮小するのが自然です。そのときに何も持ち出せない状態だと、せっかく整えた仕組みを一から作り直すことになります。
ここまでの内容は、無料の窓口とこの記事のコピペ素材だけで実行できます。それでも「聞きに行く時間が取れない」「手を動かす人が本当にいない」という会社があるのも事実です。当社は白浜(和歌山)への移住準備を進めながら、地域の事業者のデジタル活用の支援に取り組んでいます(宮古島・伊豆へも現地訪問で対応)。無料ヒアリングは最大60分、ご用意いただくのはステップ1の業務棚卸しシートだけで、契約前提の営業はいたしません。提案が不要なら30分の情報交換のみでも歓迎です。
「うちの宿の場合はどうすればいい?」——そんな段階のご相談こそ歓迎です。
最大60分の無料ヒアリングで、貴施設の集客の現在地と次の一手を一緒に整理します。
※契約を前提とした営業は一切いたしません。30分の情報交換のみでも歓迎です。
良い顧問契約・危ない顧問契約の違い(チェックリスト)
契約書と見積書を手元に置いて、当てはまるものにチェックを入れてください。
- □ 月額に含まれる作業と含まれない作業が、書面に列挙されている
- □ 月あたりの対応時間の上限と、超過時の単価が書かれている
- □ 訪問の頻度・所要時間・交通費の扱いが明記されている
- □ 連絡手段と、返信までの目安時間が決まっている
- □ 特定システムの紹介手数料を受け取る立場かどうかを確認済み
- □ 最低契約期間と解約予告期間を口頭ではなく書面で確認した
- □ 成果物(手順書・議事録・設定情報)の所有権と引き渡し条件が書かれている
- □ 社内に「手を動かす担当者」を1人決めて、打ち合わせに同席させている
チェックが6つ以上なら、契約後に揉める要素はかなり減っています。3つ以下なら、契約は待ってください。最も見落とされやすいのは最後の項目で、これだけは顧問側ではなくあなたの側の準備です。相手を選ぶ前に、社内で誰を出すかを決めておいてください。
中小企業の72.7%はまだ「段階1〜2」|和歌山では外部に頼る前提で設計する
「うちみたいな規模で顧問なんて」と感じるかもしれません。データは、むしろ小さい会社ほど外部の頭を借りる必要があることを示しています。
まず全国の現在地を、中小企業庁「2026年版中小企業白書」(未定稿)で確認します。同白書によると、中小企業のデジタル化の取組段階は、段階1(紙や口頭が中心)15.4%、段階2(デジタルツールを利用した業務環境に移行中)57.3%、段階3(業務効率化やデータ分析)24.5%、段階4(ビジネスモデルの変革)2.8%でした(n=12,215、2025年11〜12月調査)。段階1と2の合計は72.7%です。
人材の不足感はさらに広がっています。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の「DX動向2026」によると、DXに取り組んでいる企業のうち、DX推進人材の「量」が「やや不足」「大幅に不足」と回答した割合の合計は85.5%でした(n=1,354、2026年4〜6月調査)。従業員100人以下でも67.6%が不足を訴えています。同調査では、DXに取り組んでいる企業の割合が1,001人以上で98.7%に対し、100人以下では41.6%にとどまることも示されました。総務省「令和8年版情報通信白書」でも、日本企業がデジタル化の課題として最も多く挙げたのは「人材不足」の39.4%でした(日本515社、2026年1〜2月調査)。
つまり、社内にDX人材がいないのは、あなたの会社だけの問題ではなく、全国的にそうなのです。そのうえで和歌山は、冒頭で触れたとおり情報通信業の事業所が268事業所、全事業所の0.6%(全国1.5%)という環境にあります。地元で採用して社内に抱える戦略が、そもそも取りにくい。だからこそ和歌山では、外部の頭を継続的に借りる前提で設計するほうが現実的だという結論になります。
もう1つ、進め方の物差しも公開されています。経済産業省の「DX推進指標」は、経営者や社内の関係者がDXの推進に向けた現状や課題への認識を共有し、アクションにつなげるための「気付きの機会」を提供する自己診断指標です。デジタルガバナンス・コード3.0に基づく見直しを経て、2026年2月に改訂されました。IPAが2026年5月に公開した「DX推進指標 自己診断結果 分析レポート(2025年版)」によると、提出された1,164件のうち約6割が中小企業からの提出で、全指標の現在値の平均は1.98、目標値の平均は3.51、その差は1.53でした。レベル4以上の企業は3%にとどまります。
この数字の意味は明快です。多くの会社が「目標は高いが現在値は低い」状態にあり、その差を埋める作業こそが、顧問に頼むかどうかを問わず、あなたがこれからやることの中身になります。
よくある質問
Q. 和歌山でデジタル顧問を探すには、どこから当たればいいですか?
まず和歌山県よろず支援拠点(073-433-3100・何度でも無料)と、最寄りの商工会議所・商工会のエキスパート・バンク(1事業所3相談まで無料)です。ここで課題を整理してから民間を探すと、質問すべきことが明確になります。県の制度一覧は和歌山県のデジタル化支援メニュー完全ガイド|使える制度と申し込み手順【2026年8月】にまとめました。
Q. 和歌山でIT顧問を頼むと、費用はいくらですか?
和歌山県内の事業者で月額を公開している例は確認できませんでした。判断の材料になるのは、自社サイトで料金を公開している4社の実額(月額3万円〜120万円)と、中小機構ハンズオン支援の1万7,500円/専門家1人・1日(税込)です。まずは自社の希望する対応時間と訪問頻度を決め、同じ条件で複数社に見積を依頼してください。
Q. 和歌山でDXの相談を無料でできる窓口はありますか?
あります。よろず支援拠点は国が設置した無料の経営相談所で、公式サイトに「何度でも無料で対応します」と明記されています。和歌山県のデジタル専門家派遣も、県内に事務所を持つ事業者を対象に無料で専門家を派遣する制度です。エキスパート・バンクは小規模事業所を中心に3相談まで無料で、相談分野に「IT・デジタル化」が含まれます。
Q. デジタル顧問とITベンダーは、何が違うのですか?
ITベンダーは自社製品やサービスの提供を通じて収益を得るため、「そのシステムが本当に必要か」という手前の問いには中立な立場を取りにくくなります。デジタル顧問は判断の支援そのものが商品です。ただし顧問側も紹介手数料を受け取る場合があるため、契約前に「特定システムの販売・紹介手数料を受け取る立場か」を必ず確認してください。
Q. 顧問を頼まなくてよいのは、どんな場合ですか?
3つあります。1つ目は、デジタルの判断で手が止まるのが月1回未満の場合。2つ目は、社内にパソコン操作が得意な社員がいて、その人に時間を渡せば進む場合。3つ目は、課題が「特定のソフトの操作方法」に限定されている場合です。3つ目はメーカーのサポート窓口とAIで解決できます。この3つに当てはまるなら、月額を払う理由はありません。
Q. 社内にIT担当がいなくても、顧問を入れれば進みますか?
顧問が入っても、社内に手を動かす人が1人もいない状態では定着しません。取引先ごとの例外処理や承認の流れは、社内の人にしか分からないからです。役職は問わないので、契約と同時に担当者を1人決め、打ち合わせに毎回同席させてください。これができないうちは、契約を急がないほうが安全です。
Q. 契約前に、最低限どこを確認すればいいですか?
月額に含まれる作業の範囲、月あたりの対応時間上限と超過単価、訪問頻度と交通費、最低契約期間と解約予告期間、成果物の所有権と引き渡し条件の5点です。本文のチェックリスト8項目と、ステップ5の質問リスト10問をそのまま使ってください。口頭の合意は書面に落としてから契約してください。
Q. 補助金を使ってデジタル顧問の費用をまかなえますか?
制度によって対象経費が異なり、コンサルティング費用が対象外の補助金も多くあります。使えるかどうかは、その年の公募要領を窓口で確認するのが確実です。なお当社は補助金の申請代行は行っておらず、採択を保証することもできません。制度の探し方と締切からの逆算は和歌山県のデジタル化支援メニュー完全ガイド|使える制度と申し込み手順【2026年8月】にまとめています。
まとめ:今日から始める3つのアクション
- 今日やること: ステップ1の業務棚卸しシートを20行埋め、「何が詰まっているか」の列にどの言葉が多いかを数える
- 今週中にやること: ステップ2のプロンプトで仕分けし、C(外部に継続的に頼む)が1件でも残ったら、よろず支援拠点に電話をかける日を手帳に書き込む
- 今月中にやること: 無料窓口の相談を終えたうえで、必要なら質問リスト10問を3社に送り、条件を書面でそろえて比べる
Cが0件なら、この記事は「顧問は要りません」という答えを出したことになります。それも立派な結論です。
次回予告: 和歌山で観光客と地元客の両方に見つかるための地図対策を整理した和歌山のMEO対策|観光客と地元客の両方に見つかる7ステップ【2026年8月】も公開しています。
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参考・出典
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構「ハンズオン支援(専門家派遣)」(IT-A型=IT企画・導入支援、IT-B型=情報化構想策定。費用「1万7,500円(専門家1人、1日あたり。消費税込)」、IT-A型は数か月〜10か月程度・20回程度、IT-B型は4か月程度・8回程度) https://www.smrj.go.jp/sme/consulting/hands-on/index.html / https://www.smrj.go.jp/sme/consulting/hands-on/01.html (参照日: 2026-08-18)
- よろず支援拠点(中小機構・国が設置した無料の経営相談所。「経営上のあらゆるご相談に何度でも無料で対応します」。和歌山県よろず支援拠点=和歌山市本町二丁目1番地 フォルテワジマ6階/073-433-3100) https://yorozu.smrj.go.jp/ / 拠点一覧: https://yorozuw.go.jp/ (参照日: 2026-08-18)
- 一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「中小企業診断士活動状況アンケート調査」(令和8年5月公表・調査時点 令和7年11月・回答1,847名。診断士業務日数100日以上の回答者を対象に集計。経営支援業務1日あたり報酬 民間業務が高い層の平均11万9,400円/公的業務が高い層の平均4万3,300円) https://www.jf-cmca.jp/attach/enquete/kekka_r8.pdf / 一覧: https://www.jf-cmca.jp/contents/021_data_index.html (参照日: 2026-08-18)
- 中小企業庁「ミラサポplus よくあるご質問」(「専門家派遣システム「中小企業119」は、2024年3月31日に閉鎖いたしました。現在のところ、後継のサービスはございません。」) https://mirasapo-plus.go.jp/faq/ (参照日: 2026-08-18)
- 和歌山県商工振興課「エキスパート・バンク(専門家派遣)」(1事業所3相談まで無料・4回目以降は専門家謝金と交通費の1/3負担・対象は小規模事業所〔製造業20人以下、商業サービス業5人以下〕・利用分野に「IT・デジタル化」「パソコンの有効活用」を明記)/和歌山商工会議所 エキスパート・バンク https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/060300/expert.html / https://expertbank.wakayama-cci.or.jp/about/ (参照日: 2026-08-18)
- 和歌山県企画部企画政策局調査統計課「令和3年経済センサス‐活動調査 結果確報(和歌山県分)」(調査日 令和3年6月1日。情報通信業268事業所・従業者2,870人〔県内構成比0.6%・0.8%〕、全国は76,559事業所・1,986,839人〔同1.5%・3.4%〕。従業者1〜4人規模の事業所が62.8%で全国最高、個人経営46.7%で全国最高) https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020300/keizai/index_d/fil/r3katsudougaiyou.pdf (参照日: 2026-08-18)
- 中小企業庁「2026年版中小企業白書」第1部第1章第5節(未定稿。デジタル化の取組段階 段階1=15.4%・段階2=57.3%・段階3=24.5%・段階4=2.8%、n=12,215、2025年11〜12月調査、資料は帝国データバンク「令和7年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」) https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2026/chusho/b1_1_5.html (参照日: 2026-08-18)
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「DX動向2026」(2026年7月30日公表・有効回答1,799社。DX推進人材の「量」の不足感 やや不足35.4%+大幅に不足50.1%=85.5%〔n=1,354/DXに取り組んでいる企業が対象〕、従業員100人以下では67.6%、DX取組率は1,001人以上98.7%・100人以下41.6%) https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/dx-trend-2026.html (参照日: 2026-08-18)
- 総務省「令和8年版情報通信白書」第Ⅱ部第1章第11節 図表Ⅱ-1-11-20(デジタル化の課題・障壁で日本企業の最多は「人材不足」39.4%。日本515社を含む4か国1,442社、2026年1〜2月調査) https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r08/pdf/n21b0000.pdf (参照日: 2026-08-18)
- 経済産業省「DX推進指標」/IPA「DX推進指標 自己診断結果 分析レポート(2025年版)」(2026年5月15日公開・提出1,164件・うち約6割が中小企業・全指標の現在値平均1.98/目標値平均3.51/差1.53・レベル4以上は3%。指標はデジタルガバナンス・コード3.0に基づき2026年2月に改訂) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dx-shihyo.html / https://www.ipa.go.jp/digital/dx-suishin/tbl5kb0000007nt4-att/dx-suishin-report2025.pdf (参照日: 2026-08-18)
- 経済産業省「デジタルガバナンス・コード3.0 〜DX経営による企業価値向上に向けて〜」(2020年11月9日策定・2024年9月19日改訂。「DX経営に求められる3つの視点・5つの柱」として整理) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dgc/dgc3.0.pdf (参照日: 2026-08-18)
- 各社の公開料金表(SIA株式会社「CTO顧問サービス」 https://www.siainc.jp/topic/cto-price-detail / 株式会社BTNコンサルティング「情シス365」 https://www.josis365.com/pricing/ / Keep Rolling株式会社「ちょこっと情シス」 https://chocotto.ne.jp/ / 株式会社アイティコモン「ITコンサルティングサービス」 https://it-common.jp/itcommon-fee.php )(参照日: 2026-08-18)
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※本記事は2026年8月18日時点の公開情報の整理です。制度の内容・費用・要件・受付状況は変更される場合があるため、必ず各窓口と最新の公募要領でご確認ください。掲載した各社の料金は各社公式サイトの記載時点のものであり、優劣を評価するものではありません。当社は補助金の申請代行を行っておらず、売上やDXの成功を保証するものでもありません。実績は代表およびメンバー個人としての活動を含みます。